カーエアコンの中でも汚れやすい部品でありながら、簡単にきれいにできないのがエバポレーター。
カビが発生しやすいこともあり、「なんとか手軽にきれいにしたい…」と思われる方も多いのではないでしょうか。
そのような方に人気の「エバポレータークリーナー」の特徴と注意点、その他の洗浄方法との違いについてわかりやすく解説していきます。
目次
エバポレータークリーナーとは
「エバポレータークリーナー」とは、カーエアコンのエバポレーターという部品に使える洗浄剤のことです。
エバポレーターはカーエアコンの内部にある熱交換器であるため、通常であればカーエアコンを分解した上で取り外して洗浄する…という大掛かりな作業が必要です。
そこで簡単にエバポレーターを洗浄したい方に向けて、エバポレータークリーナーが販売されています。
クリーナーに接続できる細い管をブロアファンに差し込んで、薬剤を噴射させることで、奥にあるエバポレーターを洗浄しようという発想の商品がエバポレータークリーナーです。
エバポレータークリーナーの使用で注意すべき事
エバポレータークリーナーを使用する際には注意しなければならないことがいくつかあります。
注意点1:汚れが落としきれないこと
エバポレータークリーナーでは、エバポレーターの汚れは落としきれません。
ひどい汚れが付着している場合は、部分的に集中洗浄をしなければ汚れは落ちませんし、見えないところに噴射する以上、エバポレーター全体に薬液が付着していないことも考えられます。
クリーナーだけでは完全に汚れを落としきれないことに注意してください。
注意点2:薬液を噴射しても汚れは洗い流せないこと
もし薬液をエバポレーター全体に付着させられたとしても、薬液だけで汚れは落とせません。
たとえるなら、汚れたお皿に洗剤をかけたまま放置して乾かしたり、汚れた衣服を洗剤に浸してそのまま乾かすのと同じことなのです。
汚れを落とし切るには、洗剤で汚れを浮かせた後に水できれいに洗い流すことが基本。
エバポレータークリーナーだけでは薬液を噴射した後の水洗いができず、汚れは付着したままになってしまいます。
注意点3:残った薬液がカビ発生の原因になること
エバポレータークリーナーを洗い流せないと、カーエアコン内部で残った薬液などがカビの発生原因になりえることにも注意してください。
カーエアコンの臭いはエバポレーターに付着したカビや汚れが原因となることが多いものです。
汚れを含んだ薬液がエバポレーターに残っていると、新たなカビの温床となり逆効果になることもあります。
根本解決にはエバポレーターの高圧洗浄が最適
エバポレーターの汚れを根本的に解決するには、エバポレータークリーナーよりも「高圧洗浄」が適しています。
エバポレーターの高圧洗浄では、プロ仕様の強力な薬液をエバポレーターに噴射した後に高圧洗浄で水洗い。
エバポレーターを確認しながら行うため全体にまんべんなく薬液を行き渡らせることができ、さらに汚れを含んだ薬液を水できれいに洗い流せるためカビ・汚れの根本解決が可能です。
エバポレーターをきれいにする方法として、カーエアコンをすべて分解して行う「分解洗浄」もありますが、分解洗浄では何日間も車を預けなければならない上に高額な費用が必要です。
エバポレーター高圧洗浄の「Dr.BAZZOKA!洗浄」であれば、たった1時間の作業で分解洗浄と同等の効果が得られます。
国産車の場合で25,000円~と料金が安価なところもメリット。
効果的でコストパフォーマンスに優れるエバポレーター洗浄なら、エバポレータークリーナーよりも高圧洗浄をおすすめします。
エバポレータークリーナーは逆効果となることも…
エバポレータークリーナーを使えば、手軽にエバポレーターをきれいにできると思われるかもしれません。
しかし汚れを落としきれないだけでなく、残った薬液により新たな汚れやカビが発生してしまうこともあるため注意が必要です。
きれいにしようとしてしたことが、反対の効果を生んでしまっては意味がなくなってしまいます。
エバポレーターに付着した汚れやカビを根本解決するには、高圧洗浄の「Dr.BAZZOKA!洗浄」が最も手軽で効果的です。
分解洗浄よりも短時間・低コストで、エバポレータークリーナーよりも高い効果が得られるのが高圧洗浄。
「Dr.BAZZOKA!洗浄」なら最長1年の匂い保証をお付けして、効果の持続も保証します。
エバポレーターに付着したカビはカーエアコンの風に乗って車内に蔓延し、ニオイの原因となるだけでなく健康被害を及ぼす可能性もあると言われています[1]。
手軽にエバポレーターのカビや汚れをきれいにしたいと思われているなら、「Dr.BAZZOKA!洗浄」で車内の空気の安全を守りましょう。
[1]
参照:東京文化財研究所:(PDF)<重要> 被災文化財における人体への健康被害の可能性のあるカビの取扱い、および予防に関する注意点