中古車の納車後はさっそく走行したくなるかもしれませんが、走行の前にまずは「やるべきこと」がたくさんあります。
今回の記事では中古車の納車後にやることリストを9つのポイントから解説。
中古車購入後のトラブルを避けるためにも、ぜひ9つのチェックポイントをくまなく確認することを忘れないようにしてください。
目次
中古車の納車後にやること①:書類の確認
中古車の納車後にまずやることは、書類の確認です。
次の3つのポイントから書類をしっかりと確認しましょう。
書類は全て揃っているか?
書類の内容を確認する前に、まずはすべての書類が揃っているか確認することから始めます。
納車後の中古車には、次のような書類が揃っていなければなりません。
・車検証
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
以上の3つが必要書類ですが、中古車によっては取扱説明書・整備記録簿・保証書がついていることもあります。
もし必要な書類が揃っていなければ、担当の営業員や販売所などに連絡をしてください。
保証期間はいつまでか?
次に保証期間について書類で確認することも大切です。
中古車の保証には「メーカー保証」「販売店の独自保証」「外部保証」の3種類があります。
もし新車購入時点の保証がまだ継続されていればメーカー保証がついているものです。
メーカー保証がすでに失われている場合は、販売店が独自の保証をつけることもあります。
外部保証とは中古車情報サイトによる有料の保証オプションのこと。
いずれにしても中古車の保証期間は短いため、万が一に備えて保証期間を確認しておくべきです。
車の名義に間違いはないか?
中古車の納車後にやることとして絶対に欠かせないのが、車の名義人の確認です。
車検証の「所有者」と「使用者」の欄に、自分の名前が記載されているか必ず見てください。
ローンで購入したなら信販会社や販売店の名前が記載されていますが、以前の所有者の名前が書かれている場合、購入した中古車を売却したり処分したりすることができません。
名義変更の手続きが必要になるため、中古車を購入したらすぐに確認するようにしましょう。
中古車の納車後にやること②:車の状態確認
中古車の納車後に書類を確認したら、次にやることは車の状態確認です。
確認するべき項目は次の6つとなります。
動作に不具合はないか?
まずは動作に不具合はないか、実際にエンジンをかけてチェックしてみましょう。
走行には問題がなくても、カーオーディオやカーエアコンが動かないというケースもあります。
すべての車載機器を動かし、エンジン音やランプの点灯状態、ミラーの開閉なども細かく確認してください。
備品の過不足はないか?
忘れがちな車の美品チェックも行っていきたいものです。
車載ジャッキやスペアタイヤ、パンク修理キットなどの車載品は、いざというときにないと立ち往生してしまいます。
年式の古い中古車の場合は、パンク修理キットの積み込みがなく、スペアタイヤが用意されていることがほとんどです。
オプションに過不足はないか?
中古車購入時にオプション取り付けを依頼した場合は、納車後にやることとしてオプションのチェックがあげられます。
オプションがすべて取り付けられているか、過不足はないか確認して、もし過不足があれば販売店に連絡をしてください。
ボディにへこみや傷はないか?
ボディのへこみや傷の確認は、中古車の納車後、真っ先にやることです。
契約時点ではついていなかったへこみや傷がないか、全体を確認して、もしあれば証拠として写真を撮っておきましょう。
自分で走行した後に気づいても、購入後にできたへこみや傷だとされてしまうこともあるので車を動かす前に確認しておきたいポイントです。
内装に汚れや傷などはないか?
外装だけでなく内装の汚れや傷も確認するべきことです。
シートやダッシュボード、ドアの内箱、インパネ、コンソール、ルーフなど確認したいところはたくさんあります。
特にシートは傷がつきやすく、喫煙車の場合はタバコで焦げた跡が残っていることも少なくありません。
カーエアコンや車内の臭いは大丈夫か?
中古車の納車後にやることとして見落とされがちなのが、カーエアコンや車内の臭いの確認です。
特にカーエアコンの臭いは、カーエアコンを使う時期になるまで気が付かないこともありえます。
カーエアコンから送られる風や車内の臭いは車酔いの原因になることもあるのでしっかりとチェックしてくのがおすすめです。
もし車内に気になる臭いがついているなど対策の必要があるなら、『車の臭いの原因はどのようなものがある?原因の種類まとめ』を参考にしてください。
またカーエアコンからの臭いが気になる場合は、『カーエアコンの臭いの原因と完全解決への近道をご紹介』で詳しく解説しています。
中古車の納車後にやることを忘れずに!
中古車の納車後にはやることがたくさんあります。
まずは書類を確認し、それから車の動作や備品、オプション、内装・外装・臭いも忘れずにチェックしておきたいものです。
ご紹介したやることリストをクリアすれば、中古車納車後のトラブルも避けられるでしょう。
中古車だと車内の臭いは消臭されていることが多いでしょうが、カーエアコンの臭いは対策されていないこともあります。
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