久しぶりにカーエアコンをつけてみると、イヤな異臭がすることはありませんか?
実は、異臭の原因は、カーエアコン内部に発生した「カビ」や「雑菌」なのです。
カビの繁殖は、少しの手間で防止することができます。
ここでは、自分でできるカビ防止方法と、カビが繁殖してしまった場合の対処法をご紹介します。
カーエアコンのカビを放っておくとどうなる?
繁殖してしまったカビを放置しておくと、エアコンの風に乗って車内にカビの胞子が蔓延してしまいます。
そのような空気を吸い続けていると、気管支や肺などの呼吸器の病気にかかってしまったり、アレルギーを発症してしまったりと、健康に影響が出てしまうことも考えられます。
イヤな臭いがすると感じたら、すぐに対処したほうがよいでしょう。
カーエアコンのカビ防止策とは?自分でできる?
カーエアコンのカビは、夏場の高気温の中で冷房を使用した際に、内部の冷却されている部分に結露が発生することから生まれます。
日中は、日当たりの良い所に駐車しておけば自然に乾燥しますが、日陰や湿気の多い場所、夜間などは結露が乾かずに、カビが発生する元となってしまうのです。
普段から自分で簡単に行なえる防止策と、プロに対処してもらう場合の相場をご紹介します。
自分で行なう方法
夏場に冷房を使用した後の内部の結露を、いかに乾燥させるかがポイントです。
日陰や夜間に車を止める場合は、
- エアコンをオフにする
- 暖房を一番高い温度・強風でつける
- 10分ほど放置する
出かける前に、エアコンの臭いが気になった時の応急処置としても使える方法です。
また、エアコンフィルターをこまめに交換するのも、カビ防止に効果的です。
年に一度は交換するとよいでしょう。車種ごとにフィルターの型番は決まっています。
交換手順も異なりますので、取扱説明書を確認しながら作業しましょう。
業者にお願いする方法
自分でエアコンフィルターを交換するのが難しいと感じたり、エアコンを掃除したりする場合は、ディーラーや修理工場、カー用品店・カーエアコンクリーニング専門店に相談するとよいでしょう。
エアコンフィルターの交換は自分でもできますが、万が一部品を壊してしまった場合、逆に修理で高くついてしまうこともあります。
1番安心なのは、カーエアコン専門店に相談すること。まずは見積もり、その後納得いった場合はお願いする流れとなります。
カー用品店などですと、専門では無いため、見積もり金額が高くなってしまうことがある上、技術的にも専門店に比べると劣ってしまうのが否めません。
まとめ
カーエアコンのカビは、放置すると悪臭や健康を害する恐れがあります。
普段から、少しのひと手間でカビは防止することができます。
もし、カビが繁殖してしまった場合は、早めに対処するようにしましょう。