カーエアコンに虫が侵入した場合の対処法と予防策を解説

カーエアコンに虫が侵入した場合の対処法と予防策を解説

車に乗ってカーエアコンをつけたら、吹き出し口から虫が出てきた。

なんていうびっくり体験をした経験がありませんか。

窓もちゃんと閉まっているしドアも開けていない。でも虫はカーエアコンに侵入している。

実はカーエアコンに虫が入るのは、珍しいことではないんです。

カーエアコンに虫が侵入したらどうする?

カーエアコンに虫が侵入したらどうする?

放っておくとカーエアコンに影響を及ぼしかねない虫の侵入ですが、実はけっこういろいろな虫が入っているんです。

虫の被害事例

  1. カメムシ
    フロントガラスにある吹き出し口のところにカメムシが入り込んでいて、出てこなくなった。窓を全開にしたりカーエアコンの風量を最大にしたが、内部を飛び回っている音が続いた。
  2. ムカデ
    ハンドル右側にあるカーエアコンの吹き出し口から、体調10㎝、小指ほどの「太さのムカデが出てきた。
  3. ゴキブリ
    カーエアコンのエバポレーター洗浄中に内部からゴキブリが出てきた。
    (クリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)でカーエアコン洗浄中の発生例)
  4. コバエ
    夜間、高速道路を走行したあと、カーエアコンの効き目が悪くなったのでディーラーで見てもらったら、コンデンサーのフィンにコバエがたくさんはりついていた。
  5. クモ
    カーエアコンの吹き出し口のあたりで発見。ティッシュで包んで外に出そうとしたら、中に入ってしまった。

対策

カーエアコンの内部は、虫の餌になるホコリや食べかすなどが溜まっているため、放っておくと巣を作る危険性がありますので、卵を産み落とす前に排除することが大切です。

方法は掃除か洗浄がもっとも有効です。

掃除は掃除機で吸い取るのですが、カーエアコンの内部は複雑な構造をしていますので、簡単に自分で掃除や洗浄を行うことは難しいでしょう。

そのため、確実な効果が期待できる、プロの手による徹底洗浄をお薦めします。

ゴキブリも洗い流したというクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)は、独自に開発し特許を取得した専用の器具を使って行う方法なので、もし、内部で産卵をしていても卵ごと洗い流してくれます。

駆除を行ううえで絶対にやってはいけないのが、カーエアコンの吹き出し口などから内部に殺虫剤を直接吹きかけることです。

故障の原因になることがありますので注意しましょう。

虫の侵入経路と侵入を防ぐ方法

虫の侵入経路と侵入を防ぐ方法

窓を閉めているのに、どこから虫は入ってくるのでしょうか。

実は、カーエアコンには虫が入り込める隙間のような場所がいくつかあるんです。

虫たちの侵入経路

  1. 外気導入のための入り口
    フロントガラスの付け根、ワイパーがついている近くにカーエアコンの外気を導入するために入り口が設けられています。導入された外気は室内の吹き出し口につながっていますので、虫が姿を現せるというわけです。
  2. 隙間
    ドアやパッキンの隙間など、虫なら通れる隙間が車にはかなりあります。

進入防止対策

侵入対策については、車用の防虫剤を付けると効果が期待できます。

侵入経路の1つである送風口につけるタイプや、USB給電式の超音波で防虫するタイプなどがありますので、車種や好みにあったものを選んではいかがでしょうか。

見えない虫のダニはエアコン内部で繁殖する可能性も

見えない虫のダニはエアコン内部で繁殖する可能性も

カメムシやムカデ、ゴキブリは視認することができますので、すぐに駆除も対策もできますが、やっかいなのが目でとらえることができない虫です。

目に見えないことで繁殖に気づきにくく、被害にあって初めて気づくというたちの悪い虫、それがダニです。

ダニの侵入経路

ダニは家の中ならホコリに隠れて生息していますし、犬や猫などのペットの体毛に潜んでいます。

ドライバーが乗車した際に衣服に付着していたダニを持ち込んだ、あるいはペットと一緒に侵入するということは、十分に考えられます。

ダニがカーエアコンに繁殖する理由

ダニは人間のフケや垢や汗、食べかす、カビなどをエサに繁殖する害虫です。

繁殖場所として好むのは、温度20~30℃、湿度60%という環境です。

その両方がそろっている、ダニにとってこれ以上ない恰好の環境がカーエアコンであり、その中でも最高ランクに位置付けられるのがエバポレーターなのです。

エバポレーターは熱交換器といわれるカーエアコンの心臓部。

気化と液化を繰り返してきたエアコンガスから熱を取り去り、冷風にして送り出しています。

そのためエバポレーターの内部は常に高温多湿で、カビが繁殖しやすい状態にあるのです。

侵入してきたダニがこれを見逃すわけがありません。

ダニ退治に有効なのはエバポレーターの徹底洗浄

ダニの死骸はアレルギーや喘息の原因となりますので、徹底的に駆除するしかありません。

シートは掃除機をかけた後に粘着シートで拭きとっておくと安心ですし、ダッシュボードや窓ガラスは除菌シートで拭き取っておきましょう。

問題なのは温床となっているエバポレーターです。

市販の洗浄スプレーもありますが、薬剤がいきわたるのかの心配もありますし、散布した薬剤を洗い流すことができないので新たな温床となり二次被害を起こす可能性もあります。

それよりも完全にダニを退治できる方法あります。

ダニだけでなくエサとなるカビもホコリも同時に撃退できる方法は、上でもご紹介したゴキブリをも洗い流したクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)です。

国産の普通車なら1時間ほどの作業時間と2万5千円~というリーズナブル価格で、最高ランクの効果をえることができる洗浄方法です。

ダニの被害に悩む前に検討してはいかがでしょうか。

虫の被害を防ぐには徹底洗浄が有効

虫の被害を防ぐには徹底洗浄が有効

ダニにゴキブリ、クモ、ムカデ。

この世に害虫といわれている虫が存在する以上、そして車という彼らにとって格好の生息環境がある以上、その被害から逃れることは不可能です。

これを防ぐためには、車内のこまめな掃除だけではなく、見えない部分まで徹底的に洗浄することが必要になります。

特にカーエアコン内部に入り込んだ虫や、ここで繁殖するダニなどの虫を駆除するには、徹底的に洗浄することが一番の近道です。

悩んでくよくよするなら、快適なカーライフを手入れるための方法を前向きに検討してはいかがでしょうか。