車の窓が冬に曇る時の対策を紹介!ポイントはエアコンの使い方

車の窓が冬に曇る時の対策を紹介!ポイントはエアコンの使い方

冬に車を運転していて困ることと言えば、「車の窓がすぐ曇る…」ということではないでしょうか?

車の窓が曇ると前が全く見えなくなり、運転に支障が生じることも…。

曇りをとるためにイチイチ窓を拭くのも面倒でしょう。

そこで今回の記事では、冬場に車の窓が曇るのを防ぐための7つの方法についてご紹介していきます。

冬場に車の窓が曇る原因とは?

冬場に車の窓が曇る原因とは?

冬場は車の窓が曇ることが多いものですが、曇りが起こりやすくなる原因は主に次の2つです。

原因1:外と車内との温度差が大きくなるため

冬場に車の窓が曇る大きな原因は、外と車内との温度差が大きくなることです。

気温の低い冬は、車外の気温がとても低い状態となりますが、対して車内では暖房を効かせていることや人の熱気などによって気温が高くなります。

車外と車内の気温差が大きくなると、車内に発生した暖かな空気が冷たい窓ガラスに触れることで結露が発生。

車の窓という境界線での温度差が大きくなることから、冬場は車の窓が曇りやすくなります。

原因2:窓を閉め切ることにより湿度が高くなるため

車内と車外の温度差以外の原因として挙げられるのが、車の窓を閉め切ることにより、車内の湿度が高くなることです。

車の窓ガラスの雲りはいわゆる「結露」であり、結露は湿度が高くなければ発生しません。

冬場は車の窓を閉め切ることが多く、中に乗っている人の呼吸などにより車内の湿度が高くなりがちです。

車内の湿った空気が窓ガラスに触れると、ひとつ前の項目で解説したように、大きな温度差により窓ガラスに水分が付着して結露が発生します。

つまり冬に車の窓が曇るのは、車内の空気に多くの水分が含まれており、境界線であるガラス面で車外との温度差により空気中に溶け込んだ水蒸気が水に戻ることに由来します。

曇り対策はエアコンの使い方がポイント

曇り対策はエアコンの使い方がポイント

冬場に車の窓が曇ることへの対策は、エアコンの使い方がポイントとなります。

ポイント1:車内と車外の温度差を少なくする

冬に車の窓が曇ることへの一番簡単な対策法は、車内と車外の温度差を少なくすることです。

エアコンの設定温度を低くしてみたり、車の窓を少しだけ開けながら走ることで、窓が曇ってしまう可能性は低くなるでしょう。

エアコンの設定温度を20~22℃にすると、窓の曇りが軽減されるはずです。

ポイント3:エアコンを外の環境にあった設定にする

次にエアコンの設定を、外の環境にあった設定にすることも大切です。

日本海側の冬は晴れる日が少なく、雪や雨で湿度が高いので、車内の空気を循環させながら除湿をする「内気循環」で車の窓が曇るのを軽減できるでしょう。

しかし太平洋側の冬は乾燥していて、外の湿度が低い状態です。

そのため「外気導入」で車外から乾いた空気を取り込みながら湿度を低くし、車内の室温を車外にあわせた方が曇りが少なくなります。

ただし雨の日など外の湿度が高い場合は、日本海側と同じように、「内気循環」にした方が曇りにくくなるはずです。

エアコンの設定には「内気循環」と「外気導入」がありますが、住んでいる地域や外の天候により適切な設定にするよう心がけてください。

ポイント2:「A/Cスイッチ」をオンにする

エアコンの設定を冬に適したものにしていても車の窓が曇るなら、「A/Cスイッチ」をオンにしてみましょう。

「A/Cスイッチ」は「エアーコンプレッサー」のことで、コンプレッサーにより車内の除湿を行う機能のことを意味します。

冬に車の窓が曇るのは、車内の湿度が高くなることが原因のひとつです。

そこで「A/Cスイッチ」をオンにして、車内の湿度を低くしてみてください。

あっという間に車の窓の曇りが解消されるはずです。

ポイント4:デフロスター・デフォッガーを利用する

カーエアコンには「デフロスター」「デフォッガー」という機能が搭載されていることがあるので、上手に活用して冬場の車の窓が曇るのを予防しましょう。

「デフロスター」とはドライヤーのような機能のことで、車の窓ガラスに付着する結露を温風で解消する機能のことです。

また「デフォッガー」は窓ガラスの中に組み込まれた熱戦によりガラスを温め、冬場に曇るのを予防してくれます。

いずれもエアコンとの併用で曇り防止に大きな効果をもたらすので、窓が曇るので困っている方はぜひ活用してみてください。

事前にやっておきたい車の窓の曇り予防策

事前にやっておきたい車の窓の曇り予防策

冬場に車の窓が曇るのを防ぐためには、エアコンの使い方とともに予防策を施しておくことが欠かせません。

事前にやっておきたい予防策は次の3つです。

  • 窓ガラスをきれいに洗浄しておくこと
  • 曇り止めアイテムを使っておくこと
  • 車内に除湿効果のあるアイテムを置くこと

車の窓に汚れが付着していると、目には見えない小さな凹凸ができ、凹凸の部分に水分が溜まりやすくなります。

そのため事前に窓ガラスをきれいに洗浄したり拭いたりしておけば、窓の曇りを軽減させられるはずです。

さらに曇り止め効果のあるアイテムで掃除をしたり、コーディングしたりしておけば万全でしょう。

車内に除湿効果のあるアイテムを置いて、空気中の水蒸気を減らすことも曇り防止のために役立ちます。

冬場に車の窓が曇るのはカーエアコン&事前の予防策で対処可能!

冬場に車の窓が曇るのはカーエアコン&事前の予防策で対処可能!

冬場は車の窓が曇ることが多く、運転に支障を感じることも少なくありません。

しかしカーエアコンの使い方を変えてみたり、事前に予防策を施したりすることで、驚くほど窓の曇りは軽減できます。

特にカーエアコンを適切に使うことは大切なので、この機会にぜひ冬場の正しいカーエアコンの使い方を覚えておいてください。

しかしカーエアコンが正常に使えなかったり、ニオイが気になったりしては、冬場に窓が曇るのを防ぎにくくなります。

快適なカーライフにするためにもカーエアコンの定期メンテナンスが大切です。

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