車内が汚れる原因と予防方法を徹底解説

車内が汚れる原因と予防方法を徹底解説

車内がなんとなく汚れている感じがする。そんな声をよく耳にします。

きれいに乗っているつもりなのに汚れている気がするけど、原因がわからないという方のために、車内が汚くなる原因を探っていきましょう。

車内が汚れる原因とは

車内が汚れる原因とは

車内が汚くなる原因は、人的な要因と季節的な要因があります。

人的な要因

人的な要因として考えられるものにはいろいろありますが、多いのは5つです。

  • 車内で食べた飲食物の食べこぼしと飲みこぼし
  • 靴の裏についた泥やホコリ
  • タバコのヤニ汚れ
  • 窓を開けて走ることが多い場合は、窓から入り込むホコリなど
  • ペットの汚れ

季節的な要因

季節的な要因による汚れは、時期で違ってきます。

春・・・黄砂や花粉
梅雨・・・雨による水滴などの汚れ
夏・・・虫が原因となる汚れ
秋・・・長雨のころに雨水による汚れ
冬・・・雪国限定で、道路の雪を溶かすために使う融雪剤による金属の腐食汚れ

車内の汚れ防止で行いたい対策

車内の汚れ防止で行いたい対策

人的要因も季節的な要因も、基本的に掃除以外に汚れを防ぐ手段はありません。

汚れ対策

車内掃除の基本は掃除機と水洗いです。

掃除の手順は、フロアマットを取り外してから、上から下へ。ホコリなどを払ってから掃除機をかけます。

その後、水拭きをします。

家庭用の中性洗剤を使う方法もありますが、この場合は1%程度の濃度にし、タオルなどに浸し、汚れを落とします。

洗剤が残っているとシミの原因になりますので、最後に丁寧に水拭きをし、洗剤もしっかり拭き取ります。

汚さないための対策

以下を実践して、汚さないための対策を行いましょう。

  • 防水シートを利用する
    車内で飲み物をこぼしたときの汚れ防止になります。
  • 土足厳禁
    ドライブや出かける機会が多い人に有効な方法です。靴の裏は泥汚れ以外にも様々な汚れや異物がついていますので、それらの車内侵入も防ぎます。また、小さいお子さんが乗車すると足が床につかず、前の席を蹴ったり、シートに靴のまま乗った時に汚れるのを防ぐことも可能です。
  • 運転席や助手席のキックガードを付ける
    上の項目と関連している対策です。お子さんとの外出には大いに役立ちます。
  • 床のゴムマットを敷く
    食べかすや飲みこぼし、靴の泥汚れなどの対策になります。また、雨の日には靴や傘に溜まった雨粒を吸い取る効果もありますので、汚れを軽減させることができます。土足厳禁にするのはちょっと…という方向きです。

車内が汚れてしまった場合の対処法

車内が汚れてしまった場合の対処法

どんなに気を付けていても汚すことはありますし、目についた汚れが気になることがありますよね。

そんなときの対処方法をご紹介します。

シートや床を泥で汚してしまった場合

シートや床に溜まった泥汚れをそのままにするのは危険です。

カビや雑菌が繁殖する原因になりかねません。

対処方法は、フロアマットは外に取り出してから泥汚れをたたき落とし、その後、水洗いします。

汚れがひどいときは中性洗剤を使って洗うときれいになります。

洗い終わったら、しっかり乾燥させましょう。

生乾きは雑菌が繁殖する原因になります。

シートの泥汚れは、まず掃除機で汚れを吸い取ったあと、粘着タイプのシート、コロコロで泥を取り除きます。

最後にぬるま湯で固く絞ったタオルなどで拭き取りますが、この時泥汚れをたたきだすようにして拭き取ります。

間違ってもこすってはいけません。

生地の中に染み込んで取れなくなります。

シートや床に食べこぼしで汚れやシミができてしまった場合

シミの場合も泥汚れ同様、シミの部分をポンポンと叩いて、汚れを浮かせるようにして拭き取ります。

この時、シミの外側から内側に向かって叩いていくと、シミの広がりを防ぐことができます。

絶対にやっていけないのは、濡れたタオルなどでシミをこすることです。

シミ被害を拡散するだけです。

タバコによるヤニがついてしまっている場合

車内の天井にこびりついたヤニ汚れ。車内が黄ばんで見える原因です。

悪臭の原因にもなりますので、頑張ってきれいにしましょう。

方法は、水拭きです。シートや床とは方法が異なります。

ヤニ汚れの場合、ぬるま湯、もしくは中性洗剤を入れたぬるま湯でタオルを緩めにしぼり、天井などのヤニ汚れを浮かせるように押し当てて拭いていきます。

ヤニ汚れが取れるまで、緩めに絞ったタオルを押し当てていくのですが、お湯が垂れてくる危険性もありますので、ブルーシートなどで養生をしてから行ってください。

最後に水で濡らして固く絞ったタオルで洗剤分を拭き取り、乾燥させます。

泥汚れもシミもヤニ汚れも、ドライバーが自分でも対処できますが、汚れ具合が軽い場合です。

固まった泥汚れ、頑固なシミ、黄ばみを通りこしてヤニ状になったものなどひどい場合は素人がやってもシートや天井を傷めるだけです。

そんなときはプロに依頼するのが得策です。

車内を傷めることなくきれいにしてくれます。

車内清掃と一緒にカーエアコンも洗浄しよう

車内清掃と一緒にカーエアコンも洗浄しよう

車内の汚れは異臭や悪臭の原因にもなります。

お掃除をすることでその原因が取り除かれるので異臭も収まります。

同じ異臭の問題として、よくあるものにカーエアコンからするあの独特な臭いもありますよね。

カーエアコンの異臭の原因はエバポレーターのカビです。

これも完全にきれいにするには素人では難しいのでプロの手を借りるのが早道です。

お薦めはクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)です。

同社が独自に開発、特許を取得した高圧洗浄器を使って行う画期的な方法で、臭いの原因となるカビなどの汚れを根絶することができます。

一度、検討してみる価値はあります。