カーエアコンフィルターの洗浄で花粉を撃退!快適な車内空間を作るポイント

カーエアコンフィルターの洗浄で花粉を撃退!快適な車内空間を作るポイント

今や国民病といっても過言ではない花粉症。

スギにヒノキにブタクサなどなど、一般的には2月から始まる辛いピークのシーズンは4月から5月まで続きます。

ドライバーにとっては命取りになりかねない花粉症ですが、カーエアコンでできる対策はエアコンフィルターをきれいにすること。まずはこれが大切です。

その他根本解決のために対策すべきポイントも解説していきますので、是非参考にしてください。

花粉対策ではカーエアコンフィルターの洗浄は必須

花粉対策ではカーエアコンフィルターの洗浄は必須

なぜ花粉対策でエアコンフィルターが重要になるのかおわかりでしょうか。

エアコンフィルターの役目

花粉対策で必要なことは、「花粉を車内に入れないこと」「空気中の花粉を取り除くこと」「車内の花粉を取り除くこと」の3つですが、もっとも大切な「花粉を車内に入れないこと」の要になるのが、エアコンフィルターです。

外気中に紛れ込んでいるゴミやホコリ、花粉などの異物を最初にシャットアウトするのがエアコンフィルターなんです。

もしエアコンフィルターが汚れていたら

エアコンフィルターは性質上、汚れやすい部品です。

消耗品といっても過言ではないため、半年に一度は、洗浄や交換することをおすすめします。

もし洗浄を怠った場合、汚れの許容量を超えたフィルターは本来の役目を果たせなくなり、フィルターで止められなかった花粉はエバポレーターから車内に流れていきます

それだけでも大変ですが、カーエアコン自体の効果も半減して冷えにくくなりますし、カーエアコン自体の故障につながることもあります。

フィルターを自分で洗浄・交換する方法

フィルターを自分で洗浄・交換する方法

エアコンフィルターは自分でも洗浄や交換することが可能です。

エアコンフィルターの洗浄方法

カーエアコンのフィルターは、一般的にクローブボックスの奥に取り付けられています。

  1. クローブボックスを外す
    左右のフックを外すことで簡単にとれます。
  2. エアコンフィルターを取り出す
    引っ張り出すことで簡単に外れます。
  3. 水洗いをする
    洗濯用洗剤を使って水洗いをします。30分から1時間ほど時間をかけて漬けおき洗いをすると、汚れが落ちやすくなります。
    その後、流水でしっかり洗剤成分をすすいだあと、完全に乾かします。
  4. フィルターをセットします
    もとの位置にセットして完了です。

洗浄できない場合

カーエアコンの機種によっては洗浄不可のものもあります。

ご自分の車のカーエアコンがどのタイプなのかは、車の取り扱い説明書に記載がありますので、事前に確認してください。

またエアコンフィルターは、同じ車種でも年式によって異なることがありますので、型番を確認することも必要です。

取り扱い説明書以外にも車検証の型式の欄に記載されています。

エアコンフィルターはカー用品の専門店やディーラーなどで購入することができますが、その際きちんと適合するものを買うようにしましょう。

値段は1,500円から5,000円ほどです。

方法は洗浄と一緒です。

  1. クローブボックスを外す
  2. エアコンフィルターを取り出す
  3. 新しいフィルターに交換する
  4. セットする

最近のエアコンフィルターは花粉に特化した高性能のものも販売されていますので、交換を機に花粉を取り除くものにするのもよいかもしれません。

根本解決のためにはエバポレーターの洗浄も必要

根本解決のためにはエバポレーターの洗浄も必要

花粉対策においてエアコンフィルターの洗浄や交換は大切ですが、実はそれだけでは不十分です。

エバポレーターに溜まる花粉の対策も必須

エアコンフィルターが汚れていたり劣化していた場合、防ぎきれなかった花粉はエバポレーターに流れていきます。

エバポレーターは熱交換器なので、クーラーを使用する場合はここで冷風を作って車内に送り出します。

熱交換器という性質上、高温多湿になりやすい場所なので、ただでさえカビや雑菌が発生しやすい状態にあるうえに、カビの餌になる花粉が紛れ込んでしまうと、カビが大量発生する可能性もあります

エバポレーターの洗浄とセットにしてこそ威力を発揮

愛車の花粉対策は、エアコンフィルターの洗浄や交換とエバポレーターの洗浄をセットで行ってこそ真の威力を発揮します。

ここで問題になるのが、エバポレーターの洗浄方法です。

市販の洗浄スプレーでは完全に花粉を除去できるかどうか不安が残りますし、使用した薬剤を洗い流すことはできないので、新たに花粉を引き寄せることにつながりかねません。

また、分解洗浄は日数も1週間、費用も10万円以上かかるので、毎年はちょっと考えてしまう方もいるでしょう。

そこで、費用面でも時間的にも問題なく、それでいて分解洗浄以上の効果が期待できるのがDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)です。クリーンデバイス・テクノロジー株式会社が独自に開発した方法で、特許を取得している高性能の洗浄方法になります。

国産普通車なら1時間、費用も2万5千円~とリーズナブル。毎年行っても負担になりにくいお値段です。

ドライバーにとって花粉対策は命対策

ドライバーにとって花粉対策は命対策

鼻水、くしゃみ、涙と花粉症の症状は人によってさまざまですが、最も注意しなければならないのは、花粉症の薬を飲むことで起きる眠気です。

もしも運転中に眠くなったら…、そう考えるとゾッとしますよね。

車に乗る際にはできるだけ薬に頼らないで済むように、綺麗な環境を整えることが重要です。

乗車の際に花粉を持ち込まないことは大切ですが、車内に花粉を入れない対策、エアコンフィルターとエバポレーターの対策をもう一度考えてみてください。