カーエアコンにこびりついたカビ取り!きれいに除去する方法とは

カーエアコンにこびりついたカビ取り!きれいに除去する方法とは

久しぶりの車のエアコンをつけたら、もわーっとした、それでいてすえたような臭いが車内に充満。

あわてて窓を開けて換気をしたという経験があるドライバーの方も多いと思います。

実は、嫌な臭いはカーエアコンの内部に巣食っているカビが原因なのです。

エアコンが臭う原因は内部に繁殖するカビ

エアコンが臭う原因は内部に繁殖するカビ

カーエアコンからひどいカビ臭がして、あわてて芳香剤を買ったという経験をされた方もいのではないでしょうか。

けれど実は、芳香剤では根本原因の除去にはなりません。カビ取りはカビの性質を知り、徹底的行うことが重要になります。

カビはカーエアコンの心臓部、エバポレーターが大好き

カビは45億年にのぼる地球の歴史の中で、なんと30数億年前には既に誕生していたといわれています。

元々の生息場所は土の中ですが、まず胞子として誕生し、植物のように発芽、さらに細胞分裂を繰り返しながら成長していきます。

菌糸が十分に伸びて成熟すると、新たな胞子を作り空気中に漂いながら子孫を増やしてきました。

種類によっても多少異なりますが、カビが繁殖しやすい条件は70%以上の湿度と20~30度の気温、そしてほこり、汚れ、ダニ、食べかすなどの栄養素。

この3つがそろうとカビは爆発的に繁殖します。

実は、この条件はカーエアコンの心臓部といっても過言ではないエバポレーター内部に当てはまるのです。

大阪市立環境科学研究所の濱田信夫先生が書かれた「カー汚染とカビ汚染」の論文には、「エバポレーターの周りは多くの結露が見られ、カビの温床になっている」と報告もなされています。

参考:『カーエアコンとカビ汚染』濱田信夫_におい・かおり研究学会誌 35巻5号 平成16年

エバポレーターのカビ取り方法


カビの温床であるエバポレーターを含め、カーエアコン自体がカビの発生源であることは確実です。

大量に付着したカビを取り除くには、薬剤を使って洗浄するしか方法はありません。

エアコンのカビ取りはどうやってやるの?

エアコンのカビ取りはどうやってやるの?

では、エアコン内部に巣食うカビを除去するにはどうすればよいのでしょうか。大きく分けて3種類の方法があります。

市販の洗浄スプレーを使う

ホームセンターやカー用品専門店に行くと、エアコンの洗浄ができる専用のスプレーを売っています。

1つ1,000~2,000円ほどで購入でき、カーエアコンの送風口から、薬剤を噴射して汚れを落としてくれるスプレーです。

高圧洗浄

現在、国内では1社だけが行っている方法です。

独自に開発した器具を使い、高圧で薬剤を噴射、カビやほこり、汚れを洗い流します。

その後、同じく高圧で水を噴射、薬剤もろとも汚れを洗い流していきます。

国産の普通車で、クリーニングに要する時間は1時間ほどです。

費用は一般の方で4万円、会員になると2万5千円ととてもリーズナブル。それでいて高い効果が期待できます

分解洗浄

自動車の整備などをしてくれる工場に持ち込み、カーエアコンを分解し、クリーニングをしてもらう方法です。

効果は期待できますが、3つのなかで一番、時間と費用がかかります。

10万円を超えることも珍しいことではなく、分解するために数日、整備工場に預ける必要もあります。

自力の対応には限界もある

 

自力の対応には限界もある
上でご紹介した方法のうち自分でできるのは、市販の洗浄スプレーを使う方法だけです。

カー用品専門店に行けば何種類もの洗浄スプレーが売られていますし、値段も安価です。ただ、問題がないわけではありません。

  • 問題点その1:エバポレーターはカーエアコンのかなり奥に設置されており、構造も複雑なため、市販の洗浄スプレーでは汚れを落としきれない可能性がある。
  • 問題点その2:洗浄できても、その後、水を使ってすすぐことができないので、薬剤自体が残ってしまい、新たなカビの温床になる原因になる可能性がある。

以上の点から考えても、市販の洗浄スプレーを使って自力でのクリーニングには無理があると考えられます。

根本解決にはプロに任せた方が良い理由

根本解決にはプロに任せた方が良い理由

カビは30数億年のも間、連綿と命をつないできたたくましい生命力を持った生き物です。

かつては、湿度が高くなる梅雨の時期がカビのオンシーズンといわれていましたが、居住環境や車環境が向上した現在では、1年中がカビのシーズンといっても過言ではありません。

また風通しが悪く、湿度が高くなりやすい場所は、掃除がしにくく、栄養源が豊富でカビには生活しやすい場所だといわれています。

まさにエバポレーターですよね。

こういう場所では、クリーニングのやり残しは命取りです。

徹底してきれいにし、カビを増殖させないようにすることが大切で、それにはプロの手をかりることが、問題解決の早道なのです。

【カビの原因を排除するにはプロの技術が確実】

 

【カビの原因を排除するにはプロの技術が確実】
前述した濱田先生の論文には、「エアコンの内部は全体が湿りやすく、さまざな部分にカビ汚染が見られる」と報告しています。

つまり、カビの好む3つの条件、栄養源となる汚れ、湿度、温度が揃っているということで、そんな場所に新たなカビを発生させないためには、カビのつけいるスキを無くすしかなく、それにはプロによる徹底した環境改善が必要だということです。

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