「冬は車が汚れやすい…」「知らないうちに汚れが溜まっている…」と感じることはありませんか?
実際に冬は乾燥・結露・雪と3つの理由から、車が汚れやすい季節です。
しかし冬の車の汚れをそのままにしておくと傷やサビが発生しやすくなるので、ご紹介する対策方法でこまめにメンテナンスをしてあげましょう。
目次
冬はクルマが汚れやすい理由とは
冬に車が汚れやすい理由は、空気の乾燥と結露、そして雪の3つです。
気温の低下により空気が乾燥すると道路のホコリやチリが舞い上がりやすくなります。
そしてさらに車に結露が発生すると、舞い上がったホコリやチリが車体に付着。
雪が多く降る地域では冬はむしろ湿度の高い時期となりますが、積もった雪の中には泥が混じっていることがあるため、泥の付着により車が汚れやすくなります。
冬の車汚れを放置するとどうなる?
冬についた車の汚れをそのまま放置すると、次のような悪影響が及ぶことが考えられます。
車に傷やサビが見られるようになる
冬の車の汚れにより、最も現れやすいのがボディの傷やサビです。
結露や雪などの水分に含まれた汚れのもとは、紫外線によって劣化したり、汚れ同士が重なったりして塗装面を傷つけることがあります。
また雪の多い地域では、凍結防止剤の中に含まれる塩化カルシウムや塩化ナトリウムが付着することで、足回りにサビが発生することも少なくありません。
冬の間の汚れをそのまま放置すると、以上のような理由が重なって、気づかぬうちに傷やサビが発生しがちとなります。
ワイパーブレードが傷む
窓に付着した汚れで、ワイパーブレードが傷むことも考えられるでしょう。
汚れた状態で無理に動かされたワイパーは、傷んで水を拭き取れなくなることがあるので窓の汚れもこまめに拭きましょう。
窓に細かな傷がつく
窓の汚れによってワイパーブレードとともに傷つきやすいのが窓ガラスです。
汚れによって細かな傷がついてしまうことがありますが、窓の交換は自力でも業者にお願いしても難易度の高い作業となるので十分に気をつけてください。
冬ならではの洗車方法と注意点
車が汚れやすい冬には、洗車方法もその他の季節と変えるのがおすすめです。
汚れが多くついた状態のままブラシなどで洗車をすると、ボディに傷が付きやすくなるため、まずは大量の水で汚れをあらかた落としてください。
凍結防止剤によりサビやすい足回りも忘れずに洗います。
そして水をかけながら柔らかなクロスで少しずつ、滑らせるようにして洗車をしていきましょう。
その後は洗浄剤を使い、油性の汚れを落とし、洗い流した水分をきれいに拭き取って完了です。
注意点1:洗車は直射日光を避けて行う
洗車を行うときは、冬でも直射日光を避けて行うようにしましょう。
洗車の水分が残ったまま直射日光下に車を置くと、「ウォータースポット」と呼ばれる塗装面の焼けが発生することがあります。
くもりの日を選んで洗車するか、直射日光があたらない場所で行うと良いです。
注意点2:高圧洗浄機は使わない
高圧洗浄機も傷の原因になるので、冬の車の汚れには使わないようにしてください。
高い水圧をかけると車のボディに付着した汚れが飛び、塗装面を傷つけてしまう恐れがあります。
ホースから出る水など、水道水程度の低めの水圧で洗車をしましょう。
冬の車は汚れやすい!こまめなメンテナンスを
冬場は空気の乾燥により舞い上がりやすくなったホコリやチリが、結露の水分で付着しやすくなることで車が汚れやすくなります。
また積雪のある地域では、雪に含まれた泥の付着により汚れることも多いでしょう。冬の車の汚れを放置すると、傷やサビの原因になります。ご紹介した洗車方法を参考にして、こまめに優しく洗車してあげてください。
また暖房を使用する冬場には、カーエアコンのメンテナンスも欠かせません。
長くメンテナンスをしていないと、カーエアコン内部に大量の汚れやカビが付着していることもあり、効きやニオイの面で問題が出てくることも。
快適な車内空間をつくるにはエアコンの洗浄も必要です。
空気の洗車屋さんの「Dr.BAZOOKA!洗浄」では国産車で25,000円~からと、メンテナンスに利用しやすい料金にて、まるで新車のように清潔なカーエアコンへと洗浄できますので、もしご興味のある方は洗車と合わせてご検討ください。