雨の日が多い梅雨には車のボディが汚れがち…。
しかし「どうせまた雨が降るから」とそのままにしておくと、汚れを落とせなくなったり、塗装が剥がれたり、車内にカビが発生したりしてしまうことも。
場合によっては視界不良で事故のリスクも高まります。
今回の記事では梅雨時に欠かせない車のメンテナンスについて解説しますので、車をより良い状態に保つための参考にしてください。
目次
梅雨に車のメンテナンスが必要な理由とは
「梅雨には車のメンテナンスが必要」と言われるのはなぜでしょうか?
まずはメンテナンスが必要とされる理由について見ていきましょう。
理由1:落としにくい汚れが付着しやすいから
雨が多く降る梅雨は、車に落としにくい汚れが付着しやすい時期です。
たとえばぬかるんだ道を走ってタイヤやボディに泥が跳ねたり、雨の中に混じった空気中のホコリやチリがフロントガラスに付着したり…。
雨は真水ではなくさまざまなゴミを含んでいるので、泥はねが起こりやすくなるだけでなく、雨にあたるだけでも車はどんどん汚れていきます。
理由2:運転中の視界が悪くなりやすいから
雨により運転中の視界が悪くなりやすいことも理由のひとつです。
雨の日は視界が悪くなり事故のリスクが高まりますが、ワイパーを作動させたとき、ゴムの劣化や付着した油分で水滴が拭いきれないとさらに視界は悪くなります。
水滴を残さず拭って良好な視界を得るためにも、梅雨時期の車のメンテナンスは欠かせません。
理由3:ハイドロプレーニング現象が起こりやすいから
梅雨はハイドロプレーニング現象が起こりやすい時期です。
ハイドロプレーニング現象とは、道路に溜まった雨水とタイヤの間に膜ができて、地面との摩擦が得られなくなること。
ハイドロプレーニング現象が生じると、まるでアイスバーンの道路を走っているかのように車の操作が効かなくなってしまいます。
ハイドロプレーニング現象は防ぎようがないため、事前にメンテナンスをしっかりと行っておき、対策を練ることが唯一の予防法です。
梅雨時期に気をつけたい雨ジミとその対策
梅雨のころは車が汚れやすいと解説しましたが、最も注意したいのは「雨ジミ」です。
梅雨に発生しやすい雨ジミにはどのようなリスクがあるのか、対策法とともに解説していきます。
雨ジミのリスクとは?
雨ジミは放置すると洗車をしても取れなくなることがあり、さらに放置すると塗装まで剥がしてしまう厄介なものです。
雨ジミによりクレーターのような凹みができると、凹みに水が溜まりレンズのような役割を果たします。
すると太陽光の熱が凹み部分に集中し、発熱することによりさらに塗装へのダメージを与えることも考えられます。
雨ジミの対策法
雨ジミへの対策を行うには、雨水を避けることが一番です。
屋根付きの車庫に駐車したり、ボディーカバーを用いたり、雨の日に車を使わないようにしたりすれば雨ジミのリスクは軽減するでしょう。
しかし車を完全に雨水にさらさないようにするのはとても難しいことです。
そこで雨が降ったらできる限り早めに洗車をするのがおすすめ。
洗車ができない場合は、ボディについた雨水をクロスで拭うだけでも雨ジミを防げるはずです。
梅雨に行いたい車のメンテナンス
梅雨時期には次のように車外・車内ともにメンテナンスを行って、安全で快適なドライブができるように車の状態を整えておきましょう。
車外のメンテナンス
- 洗車
- フロントガラスの油膜除去
- ワイパーの点検・交換
- ミラーのコーティング
- タイヤの空気圧チェック
雨で汚れやすい車外はこまめな洗車で雨ジミを防ぐことが大切ですが、その他、視界の良さを確保するためフロントガラスの油膜除去やワイパーの点検・交換も欠かせません。
同時にミラーをコーデティングし、水滴が付着しないようにしておきましょう。
またタイヤの空気圧を適切にすることで、ハイドロプレーニング現象の予防になります。
車内のメンテナンス
- カーエアコンのメンテナンス
- 清掃
湿気によりフロントガラスが曇りやすい梅雨に入る前に、車のエアコンのメンテナンスを行って視界を確保できるようにしておきましょう。
カーエアコン内部では湿度の高さによりカビも発生しやすくなるので、梅雨前はメンテナンスを行う絶好のタイミングです。
発生したカビをそのままにしておくと、カーエアコンの故障につながることも・・・。
カビを防ぐためのメンテナンス方法については『エバポレーターは洗浄した方がよい?どのように行うの?』で詳しく解説していますので、こちらの記事を参考にしてください。
また車内の布部分にもカビや雑菌が繁殖しやすくなるので、湿気やホコリが溜まりやすいところはこまめに清掃するようにしてください。
梅雨時には車への危険がいっぱい!メンテナンスを徹底して快適なドライブを
梅雨時は雨水による泥はねや雨ジミ、ハイドロプレーニング現象など、車にとっての危険が多い季節です。
また湿度が高く温かい車内には、カビが発生することも…。梅雨時にはこまめなメンテナンスを行うことが、車を良い状態で守ることにつながります。
ただしカーエアコン内部はご自身でのメンテナンスがなかなか難しい部分です。
しかしカーエアコン内部には気化熱による水分が多く、車内でも特にカビが繁殖しやすいところ。
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効果は2年間持続し、防カビコーティングをつけることも可能。
車のメンテナンスで忙しい梅雨の時期だからこそ、カーエアコンのメンテナンスは効果が長く持続する「Dr.BAZZOKA!洗浄」がおすすめです。