カーエアコンのメーカー保証期間について解説する記事です。
気温が極端に上昇したり寒くなったりする夏場や冬場など、車内環境を快適に過ごすためには欠かせないカーエアコン。突然、「風が出てこない」「風が冷たくならない」「エアコンが故障したかも?」と思った時には、早急に修理を行ないたいものです。
実はカーエアコンには、家庭用エアコンと同じようにメーカー保証があることをご存知でしょうか?新車の場合はメーカー保証があるため、万が一壊れたとしても保証期間内であれば無料で修理をしてもらうことができます。
しかし、保証期間が切れていた場合の対応はどうなるのでしょうか。保証対象ではなくなったカーエアコンの修理や、トラブルを防ぐためのメンテナンス・クリーニングに関することも含めてご紹介していきます。
目次
カーエアコンはメーカー保証される?
家庭用エアコンにはメーカー保証がありますが、カーエアコンにも同じように保証されているのでしょうか?
実はカーエアコンにもメーカー保証がついており、一般保証の条件下であれば無償修理を受けることができます。
メーカー保証とは
メーカー保証とは、新車に付帯している制度で、車の部品などに不具合が起きた際に期間内であれば無償で修理を受けることができるものです。
事故や自然災害による外的要因や過失以外で、部品が不具合を生じた場合に適応されます。
一般保証
新車から3年間、または走行距離が6万㎞までが対象です。
カーエアコンをはじめ、ナビや電動ドアミラーなど、消耗品以外のほとんどの部品が保証の対象となります。
特別保証
新車から5年間、または走行距離が10万㎞までが対象となります。
エンジン機構や乗員保護装置など、車の安全性や走行に関わる部品が適応されます。
保証の対象となる部品
保証の対象となる部品は以下のとおりです。
一般保証の対象となる部品
エアコン、シートヒーター、リモコンドアロック、電動ドアミラー、ナビゲーション、オーディオなどが対象となります。
一方で、オイルフィルターやブレーキパッド、ヒューズ、ワイパーゴム、タイヤ、バッテリーなどの消耗品や、エンジンオイル、ウィンドウォッシャー、冷却水、バッテリー液などの油脂類は対象外です。
特別保証
エンジン機構、乗員保護装置、ブレーキ機構、動力伝達機構、電子制御機構、燃料電池機構、前後アクセル機構、排出ガス機構、ハイブリット機構などが対象となります。
カーエアコンは一般保証の対象
一つ前の項目でご紹介したように、カーエアコンはメーカーの「一般保証」の対象となる部品です。そのため新車から3年間、走行距離6万kmまでならメーカーによる無償修理が受けられます。
もしカーエアコンの不調を感じたら、メーカーの一般保証が適用されないか確認することから始めましょう。
カーエアコンのメーカー保証期間・条件
カーエアコンを無料で修理できるのは、一般保証で定められた期間内または走行距離内である場合に限ります。つまり、新車を購入してから3年が経過していない場合、または走行距離が6万㎞を超えていない場合でなければ保証が適応されません。
また不具合の要因が年数経過による故障、事故や自然災害などの場合は、保証の期間内、走行距離内であっても対象とならないので注意しましょう。
保証期間を過ぎている場合には修理業者を利用する
保証期間が過ぎてしまってから不具合が起きた場合は、修理業者を利用しましょう。業者を選ぶ際は、自動車関連の電気修理専門店がおすすめです。
修理業者は専門的な技術を持つため、ディーラーが外注で修理を委託するほどです。修理前には、不具合が起きる状態を尋ねられるので、現象を明確に伝えられるようにしておきましょう。修理代は原則的に、実費となります。
トラブルを防ぐための定期的なメンテナンスとクリーニング
カーエアコンのトラブルを未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスとクリーニングを行うことが大切です。カーエアコンの劣化は使用環境などによって変わるので、常に良い環境を整えてあげることが長寿命化につながります。
風量が弱い、風が冷たく感じられない、臭いが気になるなど、カーエアコンのトラブルはメンテナンスやクリーニングがされていないことが原因であることが多いものです。
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カーエアコンは保証期間内なら無償修理できる!
カーエアコンは新車についてくる一般保証の期間内・走行距離内であれば無償で修理を受けることが可能です。新車から3年間または走行距離6万kmまでの車についているカーエアコンが保証の対象となるので、もし不具合が見られるようなら、まずは保証期間内かどうか確認してみましょう。
しかし、当然のことながら保証期間が過ぎてしまった場合は修理費が必要となります。修理は、専門業者に依頼をしましょう。スムーズな修理のために、不具合の状態を明確に伝えられるようにしておくことがポイントです。
また、価格や修理にかかる時間は業者によって違いがあるため、事前リサーチを行ない比較しておくとよいでしょう。そしてカーエアコンのトラブルを未然に防ぐには、日頃からメンテナンスやクリーニングを実施しておくことが大切。
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