車中泊する際のコロナ対策とは?自然災害時に備えてチェックしておきたいこと

車中泊する際のコロナ対策とは?自然災害時に備えてチェックしておきたいこと

日本国内でも変異種の報告がなされるなど、一向に衰えることのない新型コロナウイルス。

コロナ禍の脅威の中で、車とのかかわり方も見直されてきています。

求められているのは、3密を避けられる非常時の車の在り方の1つ、車中泊です。

コロナ禍で増える車中泊のニーズ

コロナ禍で増える車中泊のニーズ

コロナ対策には3密というのが浸透した現在、車に求めるものも変化しています。

注目されているのは車中泊。

人気が高まっている理由は、他人と接触する心配がなく、プライベート時間を楽しめるから。

確かにマイカーなら密集と密接を避けることができますし、時間を気にすることなく好きな場所で好きなだけ楽しむことができます。

ホンダアクセスの調査によると、現在までの車中泊経験者の割合をみてみると、

第1位 50代男性 50.0%
第2位 60代男性 43.0%
第3位 40代男性 40.0%

40代以上の男性、現状では多勢を占めていますが、今後、若い世代にも広がり見せる可能性はあります。

このような流れもあってか、前回の緊急事態宣言解除後、キャンピングカーの需要が増えているという結果も出ているようです。

出典:「秋レジャーと交通安全に関する調査 2020/株式会社ホンダアクセス

災害時の非常手段としての車中泊

災害時の非常手段としての車中泊

コロナ禍の渦中でもう1つ、車中泊が注目されている理由あります。

感染の拡大防止の観点からの非常手段です。

国の観点

現時点で国や地方自治体は、車中泊を推奨していません。

自宅の安全性を高めるのが防災対策の基本としており、車中泊は本当に非常手段としています。

どういう場合なのかというと、

  • 自宅のある場所がハザードマップで危険箇所に該当している。
  • 築年数が古い、耐震性が乏しいなどの理由から倒壊の危険性があり、自宅で避難生活を行うことができない。

などが考えられます。

多くの人が車中泊を体験した熊本地震

災害時、車中泊が増加傾向を見せるようになったのは2011年3月の東日本大震災らといわれており、2016年4月の熊本地震では、自宅やインフラの被害のなかった避難者の約6割にあたる方が車中泊を経験したというデータが出ています。

出典:「熊本地震被災者アンケートの分析結果に基づく熊本地震における住民の避難理由と避難期間

車中泊を選んだ理由は、

  • 人が多い場所は落ち着かない
  • 子供、高齢者、障害者、ペットなどがいるので周囲に気を遣う
  • 建物の中にいること自体が怖いため避難所も不安
  • 収容人数オーバーで避難所がいっぱいだった
  • 感染症の不安

など、密集、密接など3密への不安からというのが感じられます。

車中泊でもしっかり行いたいコロナ対策

車中泊でもしっかり行いたいコロナ対策

車中泊だからといって、必ずしも安全とは言い切れません。

マスク、手指の消毒、車内の除菌や消毒など、しっかりウイルス対策をすることが大切です。

車内の消毒をする前に自分の消毒

いくら車内を消毒しても、自分がウイルスに感染していては台無しです。

まず手指を消毒することからはじめましょう。

手洗いをしていない場合、手には100万個のウイルスが付着しているそうですが、流水で15秒洗い流すと約1万個にまで減少。

ハンドソープで10秒もみ洗いしたのち15秒流水で洗い流す、を2回繰り返すと、数個にまでウイルスは減少するそうです。

手洗いの大切さ、おわかりいただけましたか。

車内のコロナ対策

車内のコロナ対策は、除菌と消毒が大切です。

ウイルスが付きやすい場所は、ハンドル、シートベルト、シフトノブ、ドアハンドル、カーナビ画面、鍵などです。

除菌用アルコールを使い、しっかり拭き取っておきましょう。

マスク、手指にも使える除菌シートなども余分に用意しておくと、いざというときにも安心です。

快適な車内環境づくりにはカーエアコンのメンテナンスも重要

快適な車内環境づくりにはカーエアコンのメンテナンスも重要

車中泊で気をつけたいのが車内環境です。

  1. 窓を対角線上に2か所、あけて風を循環させる。
  2. カーエアコンをつけっぱなしにしない。
    特に冬、カーエアコンの暖房はエンジンの排熱を利用するので一酸化炭素中毒を引き起こす危険性あります。
  3. カーエアコン内部の汚れにも注意
    外気中に含まれた汚れホコリをシャットアウトしてくれるカーエアコンフィルター、結露が生ずることでカビの温床になりやすいエバポレーター。どちらもカーエアコンの重要なパーツですが、車内にウイルスを飛散させる危険性あります。車中泊の前にエアコンフィルターは交換、エバポレーターは徹底洗浄をして車内環境悪化を阻止しましょう。

エアコンフィルターは自分でも交換は可能です。

エバポレーター対策は、徹底洗浄しか方法はありません。

国産の普通車なら作業時間は1時間ほどで済み、費用も2万5千円~と良心的な価格設定なのに高い効果を期待できるのがクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA!洗浄 (ドクターバズーカ)です。

同社が独自に開発、特許を取得した高圧洗浄器を使って行いますので、新型コロナウイルスが巣食っていてもきれいにすることができます。

自身も車もカーエアコンも徹底洗浄してコロナ禍を乗り切ろう

自身も車もカーエアコンも徹底洗浄してコロナ禍を乗り切ろう

ウイルスは目に見えませんから、徹底洗浄で乗り切るしか方法はありません。

自分には手洗い、車内にはアルコール消毒、そしてエバポレーターはクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA!洗浄 (ドクターバズーカ)

万一の場合にも備えて、徹底的な対策を進めましょう。