車の引き渡し前に「掃除をしたほうが良いのかな?」と迷われる方は多いようです。
結論から言いますと、掃除をしておくとさまざまなメリットがあると考えられます。
しかし、車全体を掃除するのは大変なこと。
そこで今回の記事では、査定額アップに影響するかもしれない掃除のポイントや、引き渡し前に掃除をするべきタイミングなどについて解説していきます。
目次
車を引き渡す際には掃除したほうがいいのか?
車を引き渡しするときに掃除をしなければならないことはありせん。
引き取った車は販売される前に業者の方が掃除をしてくれるので、掃除をしなくても特に問題はありません。
しかし、車内の掃除をすると、業者の方の掃除作業が楽になるかもしれません。
また、掃除中になくしていたと思っていたものや、忘れ物が見つかる可能性もあります。
そのため車を引き渡す際には、簡単にでも良いので掃除をしておいたほうが良いでしょう。
引き渡し予定の車を掃除するおすすめのタイミング
それでは引き渡し予定の車を掃除するタイミングはいつが良いのでしょうか?
2つのポイントからおすすめの掃除タイミングについて解説します。
査定前
まずは車を査定に出す直前のタイミングです。
中古品の買取でも言われることですが、査定のときにきれいな状態になっていると査定士の心象に影響し、査定額にも反映される可能性が高くなります。
ご自身が査定士であるとして、ゴミがたくさん落ちていて汚れた車を査定するのと、きれいに洗車や掃除をされている車を査定するのとでは心象が変わるのではないでしょうか。
きれいな車だと「丁寧に扱われている」「きれいに乗っている」という印象を持つはずです。
車の汚れは査定項目に影響を与えるものではありませんが、査定前に車の掃除をしておくと、査定額がわずかでも高くなるかもしれません。
相手に引き渡す直前
車を引き渡しする直前もおすすめの掃除のタイミングです。
車の引き渡し直前に掃除をすれば、最もきれいな状態で車を渡せますし、忘れ物などもすべて回収できるでしょう。
査定額には影響を与えませんが、車を引き取った業者の方もきれいに掃除されている車であれば気持ちが良いのではないでしょうか。
引き渡し前に掃除したほうがいい箇所
それでは車の引き渡し前には、どこを掃除すれば良いのでしょうか?
車のすべてをきれいにするのは大変でしょうから、優先的に掃除をしたほうが良い箇所について解説します。
マットやシート
まずはフロアマットやシートです。
手軽に掃除ができる部分であると同時に、車内の中でも特に汚れやすい部分でもあります。
マットは取り外してホコリやゴミを払ってから掃除機をかけた後、水洗いをして乾かせばかなりきれいになるはずです。
シートにはシミがつきやすいので、ウェットティッシュやエタノールを染み込ませた布で拭くときれいになります。
市販されているシミ除去剤を使うのも良い方法です。
置き物やシールの撤去
次に車の中の置き物やシールを取り除いてください。
特に車にステッカーなどが貼ってある場合は、シールはがしや中性洗剤などを使って粘着跡が残らないように取り除くと、査定のときの心象も良くなるでしょう。
ぬいぐるみなどの置き物も取り除きます。
トランクルーム
見落としがちなトランクルームも、車の引き渡し前にしっかりと掃除をしておきたい箇所です。
トランクルームにしまわれている物やゴミはすべて取り出し、掃除機をかけるときれいになります。
査定前の掃除でもしどうしてもトランクルームに入れておきたいものがあるとしても、必要最小限に留めておきましょう。
エアコン
車の引き渡し前にカーエアコンの掃除もしておけばかなりきれいな状態となるでしょう。
送風口にたまったホコリを綿棒などで取り除き、フィルターの交換もしておけば、次の所有者の方も快適にカーエアコンを使えるはずです。
もし本格的に内部まで洗浄したい場合は、『カーエアコンクリーニング(掃除)とは?効果・価格・特徴を徹底紹介』にて詳しい洗浄方法や効果を解説しているので、こちらの記事を参考にしてください。
車の引き渡し前にはポイントを押さえて掃除をしよう
車の引き渡し前に掃除をしなければならないことはありませんが、しておけばご自身にとってもメリットがあり、業者の方も気持ちよく引き取れるはずです。
また、査定前に掃除を行っておくと、査定額がアップする可能性もあるのでメリットは大きいでしょう。
ただ、すべてを掃除するのは大変なので、シートやマット、トランクルーム、カーエアコンなど、的を絞って掃除をするのがおすすめ。
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