カーエアコンが効かないときはフィルターを自分で交換してみよう

暑さ・寒さの厳しい時期に「カーエアコンが効かない…」となれば、運転に集中することもできないでしょう。

そこで今回の記事では、カーエアコンが効かないときの4つの原因と、手軽にできる対処法についてご紹介します。

もしかするとご自身でカーエアコンフィルターを交換するだけで効かない症状が改善されるかもしれませんので、ぜひ参考にして試してみてください。

カーエアコンが効かない原因

それではさっそく、カーエアコンが効かない4つの原因について解説していきます。

カーエアコンが効かない理由としてまず考えられるのが、エアコンガスの不足や漏れです。

エアコンガスはシステムの中を循環して、冷たい空気を作り出す冷媒なので、不足したり漏れていたりすると冷房の風を作り出せなくなります。

本来であれば頻繁に補充が必要なものではありませんが、車が走行するときの振動により自然に漏れたり、走行時に跳ね返った小石などで配管に穴が空いて漏れ出したりすることも。

まずはエアコンガスの不足や漏れがないか疑ってみましょう。

次に考えられるのが、フィルターの目詰まりでカーエアコンが効かないことです。

カーエアコンのフィルターは車外から車内に空気を送り込むときに、チリやホコリ、花粉、PM2.5などを濾過して、空気をきれいにする役割を果たします。

そのため目詰まりしていると空気が十分に送られず、カーエアコンの冷房・暖房ともに効きが悪いと感じられることがあります。

エバポレーターの詰まりもカーエアコンが効かなくなる原因のひとつです。

エバポレーターとはエアコンシステムにおける熱交換器のことですが、フィルターのように空気を濾過する役目もあります。

フィルターとともに目詰まりが起こりやすく、カーエアコンが効かない原因となることが多い部品です。

フィルターとともに詰まりをチェックしましょう。

もしカーエアコンの暖房だけが効かないなら、冷却水が不足している可能性もあります。

冷却水とは車の稼働により熱くなったエンジンを冷やすための液体のことで、カーエアコンの暖房は冷却水の熱を利用して暖かな空気を作り出す仕組みです。

そのため冷却水が不足するとエンジンの熱を奪えず、カーエアコンの暖房も効きが悪くなります。

もしフィルターが原因でカーエアコンが効かない場合、ご自身でフィルターの交換をしてみてはいかがでしょうか？

カーエアコンフィルターは次のような手順で、ご自身でも比較的簡単に交換できます。

グローブボックスの取り外し方は、車種により違うことがあります。

しかしエアコンフィルターはほとんどの場合で助手席側にあるグローブボックスに設置されているので、取り外し方がわかればフィルターの交換は簡単です。

フィルターを交換してもカーエアコンが効かない状況が変わらない場合は、その他のところが原因となっていると考えられます。

たとえば最初に解説したように、エバポレーターが目詰りしていて空気を十分に送り出せないのかもしれません。

空気の洗車屋さんでは短時間・低料金でエバポレーターを徹底洗浄する「Dr.BAZOOKA！洗浄」をご提供していますので、目詰まり解消のために役立てます。

内部部品が故障している場合は専門業者で修理しなくてはなりません。

エバポレーターを洗浄しても改善されないなら、リレーやヒューズなどの部品が故障していたり、ブロアファンモーター、サーモスタットなどにトラブルが起きているはずです。

修理の費用は業者により変わりますが、エアコンのメンテナンス・修理にかかる費用は次の金額が目安です。

フィルターを交換してもカーエアコンが効かないなら、次の手段としてエバポレーターの洗浄を試し、それでも改善されないようなら専門の業者に点検を依頼してください。

「カーエアコンが効かない」となると、暑さ・寒さの厳しい時期は運転すら大変になるものです。

カーエアコンが効かないと感じられるなら、まずはフィルターの点検から始めてみてください。

もしフィルターを交換してもカーエアコンが効かないなら、次はエバポレーターの点検と洗浄を、そしてそれでも効かないならシステム内部部品の故障や修理を考えてみましょう。

「Dr.BAZOOKA！洗浄」では、国産車であれば作業時間約1時間・料金25,000円～でエバポレーターを新品のように徹底洗浄いたします。

手頃な価格で快適にカーエアコンを使っていただけるようになりますので、効きが気になる方はぜひ「Dr.BAZOOKA！洗浄」を試して、その効果を実感されてみてください。