中古車の5年落ちってどうなの?おすすめの年式を紹介!

中古車の5年落ちってどうなの?おすすめの年式を紹介!

中古車を探していると「5年落ち」「7年落ち」「10年落ち」との言葉を見かけることがありませんか?

「◯年落ち」とは一体何を意味するのでしょうか?

そこで中古車の5年落ちとはどのような意味か、5年落ちの中古車を購入しても良いのかとの解説から、中古車購入でおすすめの年式と注意点も一緒にご紹介していきます。

中古車の5年落ちとは何?

中古車の5年落ちとは何?

「中古車の5年落ち」とは、対象となる車が登録された年から5年が経過していることを指します。

たとえば現在は2022年なので、中古車販売店で「5年落ち」の車があったとしたら、見つけた車は2018年に初めて登録された車です。

「3年落ち」「10年落ち」「15年落ち」なども同じように計算するため、覚えておくと中古車を選びやすくなるでしょう。

中古車5年落ちはアリ?おすすめの年式とは

中古車5年落ちはアリ?おすすめの年式とは

中古車の中でも5年落ちはおすすめです。

しかし5年落ち意外にもおすすめできる年式があるので、3つの年式でそれぞれおすすめできる理由をご紹介します。

3年落ち

まず3年落ちの中古車は、新しい車両にもかかわらず販売価格が安いため魅力的です。

登録から3年しか経っていなければ、総走行距離が短かったり、外装や内装がきれいなままだったり、内部部品の劣化が少なかったりとさまざまなメリットがあるでしょう。

しかし3年落ちでも中古車ではあるので、新車を購入するよりも安い価格で手に入れられます。

5年落ち

次に5年落ちの中古車がおすすめの理由は、3年落ちよりさらに安い価格で購入できる可能性が高いことです。

5年落ちとなれば新車との価格差はかなり大きくなります。

ただし5年間使用されてきた中古車には、それなりに劣化や汚れが見られることが多いのがデメリットでしょう。

外装に小さなキズがあったり、内装が汚れていたりすることも多く、また総走行距離も3年落ちよりも多くなりがちです。

7年落ち

7年落ちの中古車は、さらに価格が安くなります。

新車価格の約30%ほどの値段がつけられていることもあるでしょう。

国産車の耐用年数は軽自動車で4年、小型・普通自動車で6年と定められているため[1]、7年落ちの中古車では法的な資産価値がなくなります。

そのため安くなっているのですが、部品の劣化や傷などがある可能性が高いため、購入時によくチェックする必要があることがデメリットです。

状態の良い中古車であれば、7年落ちでもよく走ってくれるでしょう。

年式が5年を超えている中古車で注意したいこと

年式が5年を超えている中古車で注意したいこと

5年落ち以上の中古車を購入する際には、カーエアコンの寿命が近いことに注意が必要です。

冷房用・暖房用機器の法定耐用年数は6年とされており[2]、カーエアコンの寿命は5~10年が一般的だと言われています。

そのため5年落ちの中古車であれば、購入してからすぐに寿命が訪れることがあると考えられるでしょう。

カーエアコンの寿命についてもっと詳しく知りたい方は、『カーエアコンの寿命年数とキロ数をご紹介!』でより詳細に解説していますので、こちらの記事を参考にしてください。

5年落ちの中古車はおすすめ!しかし注意するべきポイントも

5年落ちの中古車はおすすめ!しかし注意するべきポイントも

5年落ちの中古車は状態が良い割に安い価格であることが多いので、中古車の中でもおすすめの年式です。

ただし新車登録から5年が経過すると、内部部品の劣化や車体の傷、不具合などがあることも少なくありません。

カーエアコンが寿命を迎えるころでもあります。

空気の洗車屋さんの「Dr.BAZOOKA!洗浄」なら、カーエアコン内部の熱交換器であるエバポレーターを徹底洗浄して、カーエアコンの効きを回復させることもできるので、5年落ち以上の中古車を購入された方のお役に立てます。

料金は国産車であれば25,000円~と、中古車のメンテナンス費用としてプラスしても、新車購入より圧倒的に安くなるはずです。

5年落ちはもちろん、3年落ち・7年落ちの中古車もそれぞれにおすすめなので、ご自身の目的や希望にあわせて選び、少ない負担で快適なカーライフを楽しんでください。

[1]
参照:総務省統計局:(PDF)自動車・自動二輪車の耐用年数,評価に用いる単価及び初年度登録年別残存価格割合
[2]
参照:国税庁:主な減価償却資産の耐用年数表