カーエアコンフィルターの交換はされていますか?カーエアコンフィルターは車内空間をきれいに保つためのカギとなる部品です。
そのため長期間に渡り交換しないと、カーエアコンの冷却性能が低下したり、車内の臭いが気になりだしたりすることも…。
今回はカーエアコンフィルターを交換するメリットから実際の交換方法まで解説していますので、カーエアコンでお困りの方はぜひ参考にしてください。
目次
カーエアコンフィルターとは
カーエアコンフィルターとは、空気に含まれる砂塵や異物などを濾過するためのものです。
砂塵や異物の混じった空気がエンジンルーム内に入り込んでしまうと、エンジンに傷がつき、不調や故障を引き起こすことがあります。
カーエアコンフィルターはエンジンの不調や故障を防ぐために、エンジンルーム内に入り込む空気を濾過する役割を担う部品です。
フィルターを交換するメリット
カーエアコンフィルターを交換することには次のようなメリットがあります。
冷却性能の低下を予防する
カーエアコンフィルターは空気を濾過するための部品なので、臭いの元となる物質や花粉、チリ、埃などを常にキャッチしています。
そのため長年同じフィルターを使用し続けていると、目詰まりを起こして冷却性能が十分に発揮されなくなるのです。
カーエアコンで常に涼しく快適な風を感じるためには、フィルターを交換して目詰まりを解消する必要があります。
カーエアコンからの臭いを予防する
フィルターの交換はカーエアコンからの気になる臭いを予防するためにも役立ちます。カーエアコンをつけた瞬間に、ムッとする嫌な臭いが立ち込めた…という経験はありませんか?
それはカーエアコンフィルターに臭いの元となる成分が付着していることが原因かもしれません。
カーエアコンフィルターはタバコの臭いやカビなどを濾過しているため、交換することで濾過性能が向上し、車内の嫌な臭いも解消してくれます。
車内に入り込む花粉を遮断する
カーエアコンフィルターの交換には、車内への花粉侵入を遮断するというメリットもあります。外の空気を車内に取り込む際に、気になるのが花粉です。
カーエアコンフィルターの中には花粉をキャッチする目の細かいものも販売されており、専用の商品を使うと、花粉を濾過して車内の空気を正常にしてくれる効果が期待できます。
花粉症の方はカーエアコンフィルターの種類にこだわって選ぶと、春や秋の時期のドライブも快適になるはずです。
フィルターの交換時期はいつ?
カーエアコンフィルターの交換は、「半年に1回」を推奨しています。ただしカーエアコンや車を使う頻度によっても変わるため、「半年に1回」と一概に言うことはできません。
そのため目安としては、体感として「カーエアコンの臭いが気になりだしたとき」や「カーエアコンの効きが悪いと感じられるようになったとき」が交換時期だと考えられるでしょう。
フィルターを交換する方法
それではカーエアコンフィルターを交換する方法についてご紹介します。
カーショップや整備工場などで交換を依頼しても良いですが、カーエアコンフィルターは次のような方法で、ご自身で簡単に交換できる部品です。
- グローブボックスを開く
- グローブボックスの爪を外して全開にする
- フィルターカバーとフィルターフレームを外す
- フィルターを外し新しいものと交換する
- 逆の手順で組み立てる
カーエアコンフィルターの交換には特別な道具は必要ありません。
助手席の前にあるグローブボックスを開いて、奥にあるフィルターカバーを取り外したら、フィルターフレームを外して新しいフィルターと交換するだけです。
プロであればわずか2分で済む簡単な作業なので、カーエアコンの臭いや冷却性能の低下が気になるなら、ぜひご紹介した方法でカーエアコンフィルターを交換してみてください。
臭いもスッキリと改善されるはずです。
カーエアコンフィルターの交換は簡単!ぜひ挑戦してみて
カーエアコンフィルターは空気を濾過するための部品なので、交換時期がやってくると臭いが気になりだしたり、カーエアコンからの臭いが気になりだしたりします。
もし気になる症状が見られるなら、ぜひご自身で交換に挑戦してみてください。きっと気になる臭いも冷却性能の低下も改善され、快適な車内空間を実現できるはずです。
今回の記事では簡単にご紹介しましたが、カーエアコンフィルターの交換時期や交換方法についてさらに詳しく知りたい方は、『カーエアコンフィルター交換の重要性・メリット!自分で交換する方法も解説』の記事を参考にしながら挑戦してみてください。もしカーエアコンフィルターを交換しても臭いが気になる場合は、エバポレーター洗浄が必要となることもあります。