カーエアコンはバッテリーにどれくらい負担をかける?正しい使用法も解説

エンジンとガソリンさえあれば、車はどこまでも走れる。なんて前近代的なことを思っている方はさすがにいないと思います。

そうなんです、近年の車はたくさんの電子部品が搭載されており、動かすために電気が必要なんです。

その電気を供給しているのがバッテリーです。

車の電気を作るバッテリーの仕組み

車の電気を作るバッテリーの仕組み

近年注目を集めている電気自動車でない限り、一般的なガソリン車は電気を充電するシステムがありません。

では一体どうやって、必要な電気をつくり出しているのでしょう。

バッテリーの仕組み

例えばスマートフォンはコンセントに電源を差し、充電することで通話やメールをすることができます。

その機能がない車のバッテリーは、エンジンの動きを電力に変えてから充電していきます。

その役目を担うのが、オイルネーターと呼ばれる発電機です。

ファンベルトを通し、オイルネーターで生まれた電力は、直流電流に変換されたのち、バッテリーに蓄えられます。

バッテリーは劣化する部品

バッテリーはさまざまな要因で劣化していきます。

まず考えられる理由として挙げられるのが経年劣化。スマートフォンや携帯電話、何年も使っていると通話できる時間が短くなってきたりします。

「ああ、バッテリーが寿命だな」と思ったことはありませんか。車のバッテリーも同じです。何年も使っているうちに充電容量が低下してきます。

また車のバッテリーは放電と充電を繰り返していますが、電気が送られてくる充電の電圧が少ないと、常に放電状態になり、結果として劣化につながります。

バッテリー常に変化している部品です。こまめに状態をチェックすることが大切です。

カーエアコンは電力を消費する?

カーエアコンは電力を消費する?

バッテリーの電力を使う車の部品はたくさんあります。

ヘッドライト、ストップランプ、シートヒーター、カーオーディオ、カーナビ、そしてカーエアコンです。

エアコンをつけることでバッテリーが消費される理由

カーエアコンをつけると、バッテリーの消費量が激しいと感じたことはありませんか。

実はカーエアコン自体をみると、システムの中心であるコンプレッサーはエンジンが動く力で稼働しているため、それほど多くの電力を消費しているわけではありません

ではなぜ、カーエアコンを使うと電力消費が激しいのでしょうか。それは風を送るためにファンを動かすからです。

つまり微風よりも強風。風力を上げれば上げるほど、電力を消費するというわけです。

カーエアコンはバッテリー上がりに影響する?

カーエアコンはバッテリー上がりに影響する?

バッテリーは温度変化に弱い部品です。温度が下がると性能が低下するため、かつて冬はバッテリーにとって厳しい季節といわれていました。

冬から夏に変化したバッテリー過酷シーズン

ところが現在では、梅雨から夏にかけてがバッテリーにとって厳しいシーズンに変わってきています。

バッテリーが上がるという状態も、冬よりも夏のほうが多く、その原因の1つに上げられるのがカーエアコンです。

バッテリーが上がる原因は、発電量と消費量のバランスが崩れることです。

既にご紹介したように、カーエアコン自体を動かすのに多くの電力を使いませんが、例えば猛暑の中でのドライブ、しかも渋滞にはまった状態を想像してみてください。

快適さを追い求めるあまりに、強風にしてカーエアコンを使い続けたとします。

ファンを強く回すためには多くの電力が必要ですが、車は渋滞にはまり動きません。これは発電するために必要な電力が作られないということです。

停車状態でカーエアコンを使い続けると、バッテリーが上がる状態になってもおかしくありません。

バッテリーの負担を軽減するカーエアコンの使い方

バッテリーの負担を軽減するカーエアコンの使い方

夏の猛暑中のドライブ。バッテリーを上げずにドライブを完遂するためには、バッテリーに負担をかけないカーエアコンの使い方をすることが大切です。

弱めの風量にする

電力消費が激しいカーエアコンですが、その大半がファンによるものです。よって弱めの風量にする、控えめにすることが有効です。

電力消費が減れば、バッテリーが上がる確率も下がります。そのためには、停車中はサンシェードなどを使って車内の温度が上がらないようにすることや、車内の温度が十分に下がったら風量を抑えるなど、こまめに対策をすることで大きく違ってきます。

温度設定に気を付ける

家庭用のエアコンは、設定温度が低ければ低いほど電力を消費します。同じエアコンでも、この方式はカーエアコンには当てはまりません。

カーエアコンは、吸い込んだ空調用の風を冷却・除湿したあとに、エンジンから発生している熱と混合させ温度調節を行います

つまり車内だけで風を循環させる内気循環の場合、設定温度が高いと、車内の空気を再度0℃近くまで冷却するために多くの電力を消費することになるのです。

そのため日本車の場合25℃、欧州車は22℃というのが、メーカーの推奨する温度設定になっています。

家庭用のエアコンと比べるとかなり低いですが、これがベスト温度です。

メンテナンスしてカーエアコン力を高めることも大切

メンテナンスしてカーエアコン力を高めることも大切

カーエアコンの効き目が悪い理由に、エアコンガスの不足や汚れなどがあります。

特にエバポレーターにこびりついたカビなどの雑菌をそのままにしておくと、カーエアコンの効きが悪くなるだけではなく嫌な臭いもして車内環境の悪化にもつながります。

バッテリーの消費を抑えるためにも、特許を取得した独自のカーエアコンの洗浄方法、「Dr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)」できれいにすることが、バッテリーの上がり知らずの快適なカーエアコンライフにつながります。