車のエアコン操作は、知識がないとイマイチわかりにくいものです。
しかしエアコン操作は車種によって違うことはなく、すべての車種でほぼ同じ。
そのため1回覚えれば、その後に違う車種に乗っても同じように操作できるようになります。
そこで今回の記事では、車のエアコン操作の基本について解説しますので、今後のためにもぜひ覚えておいてください。
目次
車のエアコン操作方法はどの車種も同じ
車のエアコン操作方法は、実はどの車種でも同じです。
そのため一度ルールを理解しておくと、どの車種に乗っても同じ操作が行なえます。
車種によるエアコン性能の違いはほぼないので、今後のために基本的なカーエアコンの操作方法について覚えておきましょう。
各スイッチ(マーク)の名称・機能・操作方法
まずはカーエアコンの各スイッチの名称や機能、操作方法について知っておきましょう。
A/Cスイッチ
「A/Cスイッチ」は曇り取りと冷房のオン・オフを切り替えるためのスイッチです。
夏場であればオンにすることで車内を冷やせますし、冬場であれば車内の除湿とともに窓の曇りを取る効果が得られます。
さらに上手な使い方について知りたい方は、『カーエアコンのACスイッチとは何?上手な使い方もご紹介します』にて詳しく解説しているので、ぜひご覧になってください。
外気導入/内気循環スイッチ
カーエアコンの「外気導入」と「内気循環」は、希望する空気の循環方法により切り替えましょう。
外気導入は外からの空気を取り入れ、内気循環は車内の空気を循環させる機能です。
どちらにするかは外の環境により変わり、基本的には外気循環にして換気する方が車内の二酸化炭素濃度を低くするためにも役立つとされますが、トンネルや外気の汚れている場所では内気循環にすることをおすすめします。
内気循環・外気導入の切り替え方に迷っている方は、『カーエアコンの内気循環・外気導入とは?どちらを使用すれば良いの?』の記事をご覧ください。
それぞれのメリットや使用方法について詳しく解説しています。
温度調節スイッチ
「温度調節スイッチ」はその名の通り、カーエアコンの温度を調節します。
18~32℃前後で調整できる車種が多いでしょう。
車のエアコン操作スイッチの中でも、わかりやすいスイッチです。
風量調節スイッチ
「風量調節スイッチ」は、カーエアコンから出る風の量を調整するためのものです。
車種によってはダイヤル式になっているものもあり、右にまわすと風量が強く、左に回すと弱くなります。
AUTO(オート)スイッチ
「AUTO(オート)スイッチ」は、カーエアコンを自動制御させるためのスイッチです。
オンにすると冷暖房の切り替え・吹き出し口の調整・風量・内気循環と外気導入の選択を自動で行います。
吹き出し口切り替えスイッチ
カーエアコンから出る風の向きを変えるのが「吹き出し口切り替えスイッチ」の役割です。
風を上方に向けたいとき、足元に向けたいときなどがあるでしょう。
その際に吹き出し口切り替えスイッチを操作すれば、思い通りの方向に風を送れます。
デフロスタースイッチ
「デフロスタースイッチ」はドライヤーのような役割を果たし、窓ガラスの曇を取るために役立ちます。
稼働させると効率的に窓の曇りを取れるため、冬場に活用すると便利です。
リヤーデフォッガースイッチ
「リヤーデフォッガースイッチ」は「デフロスタースイッチ」と同じ効果を持ち、主に後部ガラスの曇りを取ります。
機能自体は「デフロスタースイッチ」と変わりません。
HEAT(ヒート)スイッチ
車内を暖めるために役立つのが「HEAT(ヒート)スイッチ」です。
冬場に車内の温度を高くしたいときや、窓の曇りを取りたいときに役立ちます。
「A/Cスイッチ」との併用で、さらに曇り取りの効果が高まるでしょう。
タイマースイッチ
「タイマースイッチ」は、ナビゲーションシステムを搭載している車種に付属している機能です。
オンにして出発時刻を設定しておくと、出発時刻までに車内を適切な温度へと整えてくれます。
最初から車内が快適な温度になっているため、その後の電力消費量を抑えてくれることがメリットです。
エアコンが効きにくいと感じた時は
車のエアコン操作をしても効きにくいと感じた場合は、原因を解明してそれぞれに適した対処を行うことが大切です。
エアコンが効きにくい原因と適切な対処法については『「故障かも」と思った時に! 車のエアコンが効かない場合にやるべきこと』で詳しく解説しているので、こちらの記事に沿って対処を行ってください。
車のエアコン操作は基本を押さえて
車のエアコン操作は車種が違っても共通なので、一度覚えれば今後、違う車種に乗ったときにも活用できます。
それぞれのボタンの意味や効果を覚えておけば、車内空間でより快適に過ごせるようになるでしょう。
ただ車のエアコン操作を覚えても、カーエアコンの効きが悪かったり、嫌なニオイが発せられたりしては意味がありません。
そこでおすすめなのが、カーエアコンの定期メンテナンスです。
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