車のフロアマットの掃除はしていますか?「もう何ヶ月も掃除をしていない…」という状況なら、ダニやカビがたくさん繁殖している可能性も。
今回の記事では車のフロアマットの掃除をすることの必要性と、掃除のやり方について解説しています。車内空間をより快適にしたいと考えられているなら、ぜひ参考にしてフロアマットの掃除をしてみましょう。
目次
車のフロアマットを掃除しないとどうなる?
車のフロアマットを掃除しないと、付着した汚れを餌にするダニや雑菌が繁殖します。さらに放置すると繁殖したダニや雑菌が原因となり、アレルギー症状が引き起こされるなどの健康被害をこうむったり[1]、車内に嫌な臭いが漂ったりすることもあります。
車内でダニやカビが増えるとどうなる?
車のフロアマットでダニやカビが繁殖すると一体どのような悪影響があるのでしょうか?4つの弊害についてさらに詳しく見ていきましょう。
アレルギー症状が出る
車内でダニやカビが繁殖することにより、アレルギー症状が現れやすくなります。ダニとカビはいずれもアレルゲンであり、特にぜん息の症状を引き起こしやすい物質です。
「コナヒョウヒダニ」や「ヤケヒョウヒダニ」はダニ自体だけでなく、死骸やフン、抜け殻などが体内に入るだけでもぜん息の原因となります[1]。
ダニに皮膚を刺される
ダニが繁殖すると車の走行中に、皮膚を刺されてしまうこともあるでしょう。ダニに刺されると強いかゆみが長期間にわたり残るため、刺されるだけでも大きな被害だといえます。
車内が臭くなる
フロアマットに繁殖したダニやカビが原因で、車内全体の臭いが気になり出すこともあります。実はダニやカビにより車内に生臭い臭いが漂うことは珍しくありません。
もし生臭い臭いがするなら、『車内が生臭い原因は雑菌やカビ!対処法について解説』で対処法について詳しく解説しているので、記事を参考にしながら悪臭の改善に取り組んでください。
エアコンが臭くなる
車内に生臭い臭いが漂っていなくても、エアコンから嫌な臭いがし始めるのもダニやカビの繁殖が原因です。
カーエアコン内部では加熱と冷却が繰り返されているので結露が多く発生するため、同時にカビも繁殖しやすい環境となります。
カーエアコンから気になる臭いがする場合は、『カーエアコンの臭いの原因はカビ!改善・対策方法をご紹介』で対策方法をご紹介していますので、こちらの記事を参考にしてください。
車のフロアマットの掃除の仕方
ダニやカビの温床になりやすい車のフロアマットは、次のような方法で掃除をすると効率的です。
- 日光のあたるところで干す
- フロアマットのホコリをはたき落とす
- 掃除機で表面に付着したゴミを吸い取る
- 水洗いする
- ブラシを使って中性洗剤で洗う
- 水でよくすすぐ
- 日光のあたるところで干して乾かす
表面に付着したホコリやゴミをある程度落としたら、掃除機で細かなゴミを吸い取り、さらにブラシと中性洗剤でマットの奥に絡まっているホコリやダニ、カビの胞子をこそげ落としましょう。
後は水ですすいで乾かせば完了です。すすぎの際に柔軟剤を使うと静電気を予防できるので、余裕がある方はぜひ試してみてください。
車のフロアマットを掃除するおすすめの頻度
車のフロアマットを掃除する頻度は、通常使用であれば2~3ヶ月に1回が目安となります。ただ車の使用頻度により適切な頻度は変わるので、毎日1日中運転をしているなら1ヶ月に1回程度で掃除をしたほうが良いでしょう。
車のフロアマットはダニ・カビの温床!定期的な掃除を!
汚れやすい車のフロアマットにはダニやカビが繁殖しやすく、アレルギー症状を引き起こしたり、車内の嫌な臭いの原因になったりします。一見きれいに見えるかもしれませんが、少なくとも2~3か月に1回は掃除をするようにしてください。
車のフロアマットの掃除は簡単で、掃除機や中性洗剤、ブラシを使って奥の方にひそむゴミも徹底的に落とすだけです。しかし徹底的に掃除をしたはずなのに、車内の臭いが消えないという場合もあります。
フロアマットだけでなくカーエアコンも車内でカビが繁殖しやすいところなので、掃除をしても臭いが消えないならカーエアコン内部の洗浄が必要かもしれません。
「Dr.BAZOOKA!洗浄」では低価格・短時間でカーエアコン内部のエバポレーターに付着したカビまで根こそぎ落とせます。車内の臭いが消えないとお悩みの方は、ぜひ「Dr.BAZOOKA!洗浄」をご検討ください。
[1]
参照:環境再生保全機構:アレルゲン対策