車内が生臭い原因は雑菌やカビ!対処法について解説

車内が生臭い原因は雑菌やカビ!対処法について解説

タバコや飲食物、ペット、汗や体臭など、車内にはさまざま臭いが層をなすように充満しています。

タバコの臭いが残っているな、コーヒーの臭いが消えていないなど、原因のわかるものもありますが、なかには原因がわからない、生臭いにおいがすることがあります。

実はこれ、危険な臭いのサインなのです。

車内が生臭い時の原因とは

車内が生臭い時の原因とは

車内に漂っている生臭いにおい、その原因は車内に巣食っているカビや雑菌だということが多いのですが、車内の場合、何か所か危険な箇所をあげることができます。

  1. フロアマット
    雨や雪が染み込んだ状態にしていた。丸洗いしたけれども完全に乾ききる前にセットしてしまった。など、濡れた状態、生乾きのまま使っているとカビが発生する原因となります。
    対処方法は洗浄後、完全に乾かしてから使うことです。
  2. 座席シート
    車内で飲食したときに、うっかり食べ物を落としたり飲み物をこぼしたりしてシートを汚すことがあります。汚れたままにしておくと、そこにカビや雑菌が繁殖します。
    対処方法は、掃除機をかけたのちに拭き掃除をすることです。
  3. カーエアコン
    カーエアコンもカビや雑菌の発生源になります。発生しやすいのは、エアコンフィルターとエバポレーター。どちらも家庭用エアコンで室内機にあたる箇所で、車内の奥まった場所に設置されています。
    対処方法は、エアコンフィルターは洗浄もしくは交換。エバポレーターは徹底洗浄しかありません。

車内に雑菌やカビが発生するのはなぜ?

車内に雑菌やカビが発生するのはなぜ?

カビや雑菌が発生するのに必要なのが、温度と湿度とエサです。

実は車内は、この3つがそろっているのです。

カビや雑菌が好む温度は20~30℃、湿度は70~90%。

カーエアコンで車内環境を最適な状態に保っている現在の車は、人間にとって快適であると同時に、カビやダニにとっても快適ということがいえます。

そのカビのエサとなるのが、座席シートやフロアマットの食べこぼしや飲みこぼし。

ほかにもエアコンフィルターやエバポレーターはホコリが蓄積しやすく、それがカビや雑菌にとってのエサになります。

自分で行う車内の消臭と掃除方法

自分で行う車内の消臭と掃除方法

カビや雑菌による臭い対策は原因を取り除くことが一番の早道です。

  1. フロアマット
    お天気の良い日を選んで、取り外して外で丸洗いします。まず、布団叩きのようなものでフロアマットをはたき、汚れを落としたのち、台所用の中性洗剤を使って丸洗いします。
    流水で汚れと洗剤を洗い流したら、日向で乾かしますが、完全に乾かすことが鉄則です。生乾きは、またカビが発生する原因になります。
  2. 座席シート
    まず掃除機をかけ食べこぼしなどの汚れを吸い取ったあとに、水拭きをします。このとき台所用の中性洗剤を薄めた液で雑巾をしぼり、拭き取ると効果的です。その後、洗剤を洗い流し、しっかり絞った雑巾で拭きましょう。また、飲料水などでシミになっている場合は、シミ抜きをすることで臭いが軽減さるのでお薦めです。
  3. エアコンフィルター
    エアコンフィルターは、グローブボックスの下にセットされていますので、まず、取り外して水洗い、もしくは交換を行います。交換の目安は、カビ対策を徹底するなら半年に一度の頻度で行うことをお薦めします。

生臭いにおいはエアコンが原因の可能性も

生臭いにおいはエアコンが原因の可能性も

カーエアコンのスイッチを入れたら生臭いにおいがした。

これはもうカビがカーエアコン内部で発生している証。

発生場所はエバポレーターです。

エバポレーターにカビが発生するわけ

カーエアコンは、冷媒と呼ばれるエアコンガスを圧縮することで液化と気化を繰り返し、冷風を作り出します。

コンプレッサーで圧縮作業をスタートさせたエアコンガスが、最終的にたどりつくのが熱交換器という機能を持ったエバポレーターです。

ここで熱を持っているエアコンガスを一気に冷却、冷風にして車内に送り出します。

この時、エバポレーターの中では、温度差による結露が生じます。

熱交換器だから温度は十分、結露によって湿度も問題なし。

さらにエバポレーターは複雑な構造をしているためホコリが溜まりやすく、それがエサとなります。

つまり、カビが発生、繁殖しやすい3条件がそろっているのです。

カビを撃退するには徹底洗浄が早道

エバポレーターの洗浄には市販の洗浄スプレーもありますが、運転席の足元という手の届きにくい場所にあること。

また、複雑な構造をしていることなどを考えると、市販の洗浄スプレーでは根本解決を望むことができません。

また、噴射した薬剤を洗い流すことができないため、新たなカビの温床になる可能性もあるので注意が必要です。

作業時間、費用、何より、効果の確実性を加味したコストパフォーマンスの高さからお薦めしたいのがクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)です。

同社が独自に考案、開発した高圧洗浄機を使って行う画期的な洗浄方法で、世界で同社だけしかできない方法です。

まず、薬剤を高圧洗浄機で噴霧。カビや汚れを落とします。

次に、普通のお水を高圧洗浄機で噴射。汚れと一緒に薬剤を洗い流しますので、二次被害の心配はありません。

高い効果が得られるこの方法がわすか1時間足らずの作業時間と2万5千円~というリーズナブルな価格で受けられるのです。

快適なカーライフはきれいなカーエアコンから

快適なカーライフはきれいなカーエアコンから

エバポレーターに巣食ったカビや雑菌は、カーエアコンのスイッチを入れるたびに車内に胞子を飛散します。

結果、ドライバーや同乗者などがカビの胞子を吸い込み、アレルギー性の疾患を発症させるなど健康被害を起こします。

また、カビが飛散するのは梅雨などの長雨のシーズンだけではありません。冬も乾燥することで飛散を繰り返します。

快適なカーライフは、徹底洗浄できれいにしたカーエアコンにかかっているといっても過言ではありません。