「なんだかカーエアコンの効きが悪くなってきた…」と感じられるなら、エアコンガスが切れているのかもしれません。
車のエアコンガスは何年も補充していないと、自然に減っていき、不足状態になってしまうこともあるのです。
車のエアコンガスは何年で補充するべきなのか、補充するための3つの方法とともにご紹介します。
目次
車のエアコンが効かない場合はガス切れの可能性がある
車のエアコンが効かない場合、エアコンガスが切れている可能性があります。
エアコンガスとは、冷たい空気を作り出すための冷媒です。
故障によりガス漏れしてしまっていることも考えられますが、ガスは走行時の振動により自然に減っていくため、メンテナンスをしていないと不足することがあります。
空気を冷たくする役割を果たすエアコンガスが切れると、空気を冷やせなくなりエアコンが効かなくなるのです。
車のエアコンガスは何年ごとに交換・補充するべきか
自然に減っていくエアコンガスは、「7~8年」で補充・交換するのが一般的です。
走行時の振動だけでエアコンガスが極端に減ることはありません。
そのため7~8年に1回ほど補充をすれば問題なく使い続けられます。
もし2~3年でガス切れになるようであれば、ガス漏れが起きていると考えられるでしょう。
ガス漏れが起きていないことを前提として、車のエアコンガスを何年目で補充するか迷ったら「7~8年」と考えれば問題ありません。
車のエアコンガスはどうやって交換・補充する?
それでは車のエアコンガスはどのように交換・補充するのでしょうか。
3つの方法から解説します。
ガソリンスタンドで交換・補充する
最も手軽な方法は、ガソリンスタンドで交換・補充する方法です。しかし作業をする人によっては、ガスを多く入れすぎてしまうこともあります。
エアコンガスは不足しても、過剰でもエアコンの効きが悪くなるので、もし不安があるなら信頼できる業者に交換・補充を依頼したほうが良いでしょう。
業者で交換・補充する
車のエアコンガスを交換・補充する方法として、一般的なのが業者に依頼する方法です。
信頼できる整備工場やカーショップであれば、ガスの残量を計測した上で、適切な量のガスを補充してもらえます。
費用は4,000円前後が相場とそれほど高額ではありませんので、ご自身で交換・補充をするのが不安なら業者でしてもらうのがおすすめです。
自分で交換・補充する
エアコンガスの補充・交換はご自身でもできます。
ただしチャージングホースとエアコンガスの本体が必要なので、もし持っていない場合は機器を購入しなければなりません。
機器とガス本体があるとして、どのように補充するのか方法を見ていきましょう。
- チャージングホースのピンを回して針を中に片付ける
- チャージングホースのピンがついている方とエアコンガス本体をつなげる
- エアコン配管の低圧側カプラーにチャージングホースを接続する
- ピンを回してエアコンガス本体に針で穴を開ける
- チャージングホースのメーターの針が青色の部分になるように注入量を調整しながら補充する
補充の方法は簡単ですが、車に関する知識を持っていない方であれば難しく感じられるかもしれません。
不安な方は業者で交換・補充してもらいましょう。
車のエアコンガスは何年も補充しないと切れる!早めの対処を
車のエアコンガスは何年も補充しないと、切れてエアコンが効きにくくなることがあります。
7~8年に1回は補充をしましょう。
エアコンガスの交換・補充はガソリンスタンドで依頼したり、ご自身で行ったりすることもできますが、不安のある方は信頼できる業者にお願いするのがおすすめです。
もし車のエアコンガスがすぐに不足するなら、ガス漏れの可能性があります。ガス漏れ対策には「ガス漏れ止め剤」が効果的です。
『おすすめのカーエアコンガス漏れ止め剤と使い方』ではおすすめのガス漏れ止め剤を3つご紹介していますので、ご自身でガス漏れに対処しようとお考えの方は、ぜひこちらの記事を参考にしてチャレンジしてみてください。