昭和の旧車は味があって、現代の車にはない魅力が感じられるもの。しかし旧車の購入を検討している方に知っておいていただきたいのが、「カーエアコンがついていない可能性が高い」ということです。
カーエアコンを後付けすることもできますが、後付けをするにはさまざまな障害もあります。カーエアコンの後付けに関しても把握してから旧車を購入しましょう。
目次
旧車のカーエアコン事情
旧車には意外にも、カーエアコンがついていないということも少なくありません。またついていたとしても、旧車には現在の車と構造が違うカーエアコンが搭載されていることが多く、常に稼働させていると部品への負担が大きくなることも考えられます。
もし負担をかけすぎてカーエアコンの部品が壊れてしまうと、旧車の場合は部品の調達が難しく、修理不可にもなりかねません。もし旧車にカーエアコンがついていたとしても、現在の車より繊細に取り扱う必要があるといえます。
カーエアコンの後付けで注意したいポイント
それでは旧車にカーエアコンを後付けしたいという場合、どのようにすれば良いのでしょうか。注意するべきポイントについて見ていきましょう。
注意点1:後付けのためのコストがかかること
旧車にカーエアコンを後付けしようとすると、コストがかかることに注意が必要です。後付けするため当然ではありますが、旧車の場合は純正の部品を調達することができず、部品の加工が必要となることもあります。そのため想像以上のコストがかかることもあるでしょう。
カーエアコンを使用していく中で故障が起きたら、また修理のための部品を調達するコストがかかるので、旧車へのカーエアコン後付けは費用面での負担が大きいと考えられます。
注意点2:バッテリーに負荷がかかること
もうひとつの注意点は、バッテリーに負荷がかかることです。カーエアコンのついていない旧車には、カーエアコンを駆動させるだけのパワーを持つバッテリーが搭載されていないこともあります。
そのため旧車にカーエアコンを後付けするとバッテリーに負荷がかかり、オーバーヒートの可能性が高まるリスクもあるのです。
旧車にカーエアコンを後付けするのであれば、バッテリーに負荷がかかりすぎないように出力を調整する必要があるでしょう。
カーエアコンの取り付けは自分でできる?
カーエアコンの取り付けは自分でもできますが、車の知識が豊富でない人でなければ難しいのが事実です。配線接続や部品の固定、配管接続などの作業が必要となるため簡単な作業ではありません。カーエアコンを後付けするなら、専門の業者に依頼するのが現実的でしょう。
カーエアコン後付けの費用は?
もし業者に依頼するとすれば、用いる部品や依頼する業者の価格設定により費用は異なります。
ただ市販の簡易的なクーラー後付けキットは52,000円前後で販売されているので、業者に依頼するならさらに高額になるはずです。一般的には10万円以上かかるとされており、ともすれば50万円ほどになる可能性もあります。
カーエアコンの後付けをご自身でするのは簡単なことではありませんが、業者に依頼するとしても金銭的な負担がかかると考えられます。
カーエアコン後付けを依頼できる場所と工期
カーエアコンを依頼できる場所は、主に整備工場や電装業者などですが、ディーラーでも対応してもらえる可能性があるかもしれません。
作業自体は1日くらいで済むものですが、預かりからすぐに作業をしてもらえるとは限らないため、2~3日から1週間程度かかると考えておけば問題ないでしょう。
中古のカーエアコンを検討する場合の注意点
カーエアコンを旧車に後付けしたい場合、コストを節約するために中古のカーエアコンを検討される方もいるはずです。しかし中古のカーエアコンを購入する際には、次のような点に注意してください。
- カビや雑菌が繁殖していることがある
- 効きがいまいちである可能性がある
- 臭いが気になることがある
中古のカーエアコンでは部品の内部でカビや雑菌が繁殖し、臭いが気になることがあります。またエバポレーターやフィルターの目詰まりが原因となり、効きがいまいちだと感じられることも。
もし中古のカーエアコンを購入するなら、取り付ける前にカーエアコンの洗浄をされることをおすすめします。空気の洗車屋さんの「Dr.BAZOOKA!洗浄」なら、カーエアコン部品内部のホコリやチリ、カビまでをスッキリときれいに洗い流し、作業から約2年間にも渡り洗浄効果が持続します。
最長1年間の匂い保証をつけられますので、中古カーエアコンであっても、作業後すぐに臭いが復活する心配もありません。
旧車のカーエアコン後付けではカビ・臭い・コストに注意!
旧車にはカーエアコンがついていないものも少なくありませんが、後付けしようとするとコストがかかるのが事実です。
部品の流通が終了していることも多く、部品の加工などが必要となることから現代の車へのカーエアコン修理よりも高額なコストが必要となることが少なくありません。
しかし中古のカーエアコンを購入するとなると、カビや雑菌の繁殖、それにともなう嫌な臭いの発生などの問題も出てきます。
旧車へのカーエアコン後付けをリーズナブルにするには、中古のカーエアコンを活用し、「Dr.BAZOOKA!洗浄」できれいにしてから取り付ける方法が最もおすすめです。
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