「プリウスのエアコンがあまり効かなくなってきた」「車内がにおう…」
そのような症状があれば、プリウスのエアコンフィルターを交換することで、悩みが一気に解決するかもしれません。
プリウスのエアコンフィルターは業者に依頼しても、ご自身で作業を行っても簡単に交換できますので、メンテナンスのひとつとしてぜひチャレンジしてみてください。
目次
プリウスのエアコンフィルターはどこで購入する?
プリウスのエアコンフィルターを交換する際のフィルター購入先は、次のような場所が代表的です。
- カー用品店
- インターネットショップ
- ホームセンター
カー用品店であれば、ほぼ確実にプリウスのエアコンフィルターが販売されているでしょう。
またインターネットで「プリウス エアコンフィルター」と検索すると、多くの取り扱い店が見つかるので、通販で購入するのもひとつの方法です。
ホームセンターは店舗により取り扱いがなかったり少なかったりすることもありますが、身近な購入場所として覚えておいてください。
エアコンフィルターを交換する方法
それではプリウスのエアコンフィルターを交換するための、2つの方法について見ていきましょう。
自分で交換する方法
プリウスのエアコンフィルターは、ご自身でも交換できます。
ご自身で交換すれば、必要なコストはエアコンフィルターの購入費用のみなので、交換費用を安く抑えられるのが最大のメリットと言えるでしょう。
作業の手順を覚えたり、ご自身で交換したりする手間は必要ですが、エアコンフィルターを安く交換したいという方はぜひ試してみてください。
業者に依頼して交換してもらう方法
プリウスのエアコンフィルターを手間なく交換するには、業者に依頼する方法がおすすめです。
中古車専門店やカー用品店、整備工場、ディーラーなど、エアコンフィルターの交換を請け負ってくれるところはたくさんあります。
ただ業者に車を預けるだけで良いので手軽ですが、エアコンフィルターの費用だけでなく工賃が必要になるため、ご自身で交換する場合よりもコストがかかるのが難点です。
自分でプリウスのエアコンフィルターを交換する流れ
それではご自身でプリウスのエアコンフィルターを交換したいという方に向けて、交換のための流れをご紹介します。
- 助手席のグローブボックスを開ける
- アームを押して外す
- グローブボックスを支えている部分の左右をそれぞれ内側に向けて押す
- グローブボックスを取り外す
- グローブボックスの裏側にあるエアコンフィルター収納部分についている爪を押す
- エアコンフィルター収納部分のフタを開ける
- 古いエアコンフィルターを取り外す
- 向きに気をつけながら新しいエアコンフィルターをセットする
- 逆の手順で組み立てたら交換完了
プリウスでエアコンフィルターの交換をするには、まず助手席側のグローブボックスを取り外して、エアコンフィルター収納部分を露出させる必要があります。
グローブボックスのアームは左についているタイプ、右についているタイプと年式や型式によりそれぞれなので、取扱説明書を読みながら取り外していきましょう。
グローブボックスを取り外すと、エアコンフィルターの収納部分が見えてきます。
黒い爪を押してフタを開けたら、古いフィルターを取り外し、新しく用意したフィルターをセットし、元通りに組み立てれば交換は完了です。
フィルター以外のエアコン内部メンテナンスの重要性
プリウスのエアコンを快適に保つためには、フィルターの交換だけでなく、定期的に内部のメンテナンスをすることも欠かせません。
エアコンフィルターはシステムの比較的表側に露出している部分ですが、一般の方ではメンテンナンスできない部品に汚れが蓄積していることもあるためです。
たとえばカーエアコンシステム内部には、冷風を作り出す熱交換器であるエバポレーターが設置されています。
エバポレーターはフィルターのように濾過の役割を担っている上に結露が起こりやすい部品で、メンテンナンスを怠ると多くのホコリが溜まったりカビが繁殖したりして、エアコンの効きが悪くなる、悪臭が発生する、カビによる健康被害が生じるなど[1]、さまざまな被害が起こりかねません。
車内環境はもちろん、わたしたちの体にも影響を及ぼす可能性のあるエバポレーターのメンテナンス。
メンテナンス方法について詳しく知りたい方は、『エバポレーターは洗浄した方がよい?どのように行うの?』の記事でわかりやすく解説していますので、こちらを参考にしてください。
快適にプリウスに乗るにはエアコンフィルター交換が欠かせない!
愛車であるプリウスを快適に運転するには、カーエアコンフィルターを定期的に交換することが欠かせません。
業者に依頼すれば交換してもらえますが、ご自身でも比較的簡単に交換できますので、ぜひ挑戦してみてください。
しかしフィルターだけを交換すれば、それでカーエアコンは万全の状態になるというわけではなく、内部のメンテナンスをすることも大切です。
空気の洗車屋さんが提供する「Dr.BAZOOKA!洗浄」では、カーエアコンシステムを分解せずに、わずか1時間程度の作業時間でエバポレーターを徹底的にきれいにできます。
ホコリはもちろん、付着しているカビも高圧洗浄で洗い流すため、車内のにおいも気にならなくなり、アレルギーの心配も軽減されます。
プリウスのエアコンフィルターを交換しようと思われているなら、同時にエバポレーターも洗浄して、車内をクリーンな空気にすればさらに快適にドライブできるはずです。
[1]
参照:労働安全衛生総合研究所:作業環境中におけるカビと健康影響