オゾン発生器で車を消臭できる？効果と注意点を紹介

車内の消臭ができると注目を集めているオゾン発生器。

確かにオゾン発生器には、空気中の消臭効果や抗菌作用には一定の効果が認められているものの、使用する際には注意するべきポイントがあることをご存知でしょうか？

この記事では、車の消臭に使用されるオゾン発生器の危険性や注意点について解説するので、使用する前の基礎知識としてぜひご参考ください。

車内用オゾン発生器とは？

車内用オゾン発生器とは、オゾンとイオンの力により車内に空気清浄効果をもたらしてくれる機器のことです。

オゾンとイオンを発生させることで、大気中のウイルスや菌を抑制し車内の空気をキレイにしてくれます。

菌を抑制することで消臭効果も得られるとして、最近人気が高まっています。

オゾンの効果は数々の論文などでも実証されていて、たとえばインフルエンザウイルスはオゾンガスにより感染力を失い［1］、カビやウイルス、菌などへの消毒効果があるとも報告されています［2］。

車内用オゾン発生器は空気中に漂うカビ・ウイルス・菌を除去してくれる心強い存在として、車内の消臭・抗菌のために用いられるものです。

オゾン発生器には車内の空気清浄や消臭に一定の効果が認められますが、使用する際には注意するべき点もあります。

もしオゾン発生器を使用したいと考えられているなら、次の2つの点に注意して使用するようにしてください。

実はオゾンとは光化学スモッグの原因物質でもり、人体に有害だとされているのです。

その証拠として濃度の高いオゾンが植物に触れると、葉に斑点が現れて枯れてしまうこともあるとされています［3］。

オゾン発生器で発生するのは濃度の低いオゾンではありますが、植物を使った研究によると高濃度のオゾンは植物体内で活性酸素を発生させ、細胞死が起こる可能性もあると報告されました［3］。

車の消臭に効果があるとは言え、オゾンは濃度が高くなると有害物質となることを意識して使用することが大切です。

オゾンにはカビを除去する効果が認められていますが、カーエアコン内部のカビを完全に除去することはできません。

オゾン発生器で除去できるカビやウイルスは、空気中に漂っているものです。

車内の空気をキレイにして消臭することはできますが、カーエアコン内部のカビを直接取り除く効果はありません。

そのため、カーエアコン内部にカビが発生したことによる臭いが気になる場合、根本的な原因が解消できるわけではないことに注意しましょう。

カーエアコン内部に頑固なカビが発生しているなら、洗浄で元から原因を取り除く方が効果的だと考えられます。

オゾン発生器でも完全除去が難しいカーエアコン内部からの臭いへの対策は、ほぼ完全に汚れを除去できる高圧洗浄がおすすめです。

カーエアコン洗浄専門業者では、熱交換器であるエバポレーターを目視で確認しながら、汚れやカビが発生しているところに直接薬剤を噴射し、高圧洗浄で薬剤とともに汚れをスッキリとキレイに洗い流します。

カーエアコン内部からの臭いはエバポレーターが原因であることが多いため、車内に漂う臭いを元から解消できるはずです。

また、専門業者の洗浄には防カビコーティングや車内消臭のオプションもあり、カーエアコン洗浄の効果が長持ちすることも特徴のひとつ。

通常のカーエアコン洗浄は汚れに薬剤を噴射するだけで、汚れをキレイに洗い流すことはしません。

しかし高圧洗浄を伴うカーエアコン洗浄では、洗浄力の高い薬剤を汚れに噴射した後に、水でキレイに洗い流すため付着していた汚れはほぼ落とせます。

エアコン内部からの臭いを元から対策するには、高圧洗浄を用いる専門業者のカーエアコン洗浄が効果的です。

カーエアコンからの臭いが車内に漂うと、気分が悪くなったり車酔いしたりしがち。オゾン発生器を使えば車内の空気をキレイにしたり消臭したりすることはできますが、カーエアコン内部に付着したカビや汚れまでは落とせず、臭いの原因はそのままになってしまいます。

そのため、もし車内の消臭をしたいと考えているなら、エバポレーターに付着した汚れやカビまでスッキリとキレイに落とせる高圧洗浄がおすすめです。

高圧洗浄を伴う専門業者によるカーエアコン洗浄なら、臭いの元であるエバポレーターの汚れやカビを、薬剤と水の勢いでキレイに洗い流してくれます。

特に「空気の洗車屋さん」のDr.BAZOOKA!洗浄は、カメラでエバポレーターを確認しながら汚れに対し的確に薬剤を噴射するため、オゾン発生器より車の消臭効果が高いと評判です。