レジ袋の有料化以降、車内で出たゴミの片づけに困ったという話を耳にします。
確かに商品を買ったときにくれるレジ袋は、車内では重宝でしたよね。
最近は車内専用のゴミ箱も増えてきているので、どんな種類があり、どんなものを選んだら使いやすいのか検証してみたいと思います。
目次
車内にゴミ箱をおくことをおすすめする理由
ビニール袋でも代用が可能な車内のゴミ箱ですが、専用のゴミ箱を設置したほうが良い理由があります。
1.車内をきれいに保てる
車内にゴミ箱になりそうなものがない場合、どうしていますか。
足元に集めておく、座席にとりあえず置いておくなど方法はありますが、それでは車内の汚れが気になりますし、悪臭の原因にもなります。
車内を清潔に保つためにも、ゴミ箱を設置することは大切です。
2.同乗者がいてもゴミ捨てに困らない
家族や知人と一緒に運転中の場合、同乗している方がドライバーに気兼ねをすることなくゴミの処理ができます。
それも大きなメリットです。
ゴミ箱の選び方とおすすめ商品を紹介
デザインや見た目を大切ですが、車内に置くゴミ箱は選び方や気を付けたいポイントがあります。
選び方のポイント
以下の点に気を付けて選ぶようにしましょう。
サイズ確認をしてから購入する
大きすぎて置けなかった、デザインは気に入ったのに実際に置いたら邪魔に感じた、なんてことにならないよう、設置する場所を決めたらサイズを測ってから購入するようにしましょう。
安定感があり固定できるものを選ぶ
車は運転中、常に揺れていますし、急ブレーキをかける可能性もあります。
安定感がなければ、ブレーキを踏んだ際にゴミ箱が倒れて、中のゴミが散乱してしまったなんてことにもなりかねません。
どんな振動や揺れがあっても倒れないゴミ箱であることも、とても重要なポイントです。
丸洗いできるかどうか
お手入れのしやすさも重要なポイントです。車内のゴミ箱には、車内で飲んだり食べたりした際のゴミを捨てることもあります。
中には食べ残しもあるかもしれません。汚れや臭いを残さないためにも、丸洗いできるものを選ぶのは必須条件です。
設置場所を考えて選ぶ
車内は限られたスペースです。ゴミ箱を置くことで窮屈な思いをするのは本末転倒。
サイドポケットや前の座席にかけて置けるものなど、デッドスペースを有効活用できるものを選ぶことも大切な要素です。
タイプ別おすすめのゴミ箱
サイズ、機能満載なタイプなど多彩になったゴミ箱。用途別におすすめ商品をご紹介します。
スペースに余裕があるならなんといっても床置きタイプ
ワンボックスカーなど運転席と助手席のスペースに余裕がある場合は、安定感のある床置きタイプがおすすめです。
ドリンクホルダーやスマートフォンを置ける部分があったり、何かと便利に使えるものが多いのが床置きタイプです。
容量的に大きいのもうれしいところです。
見た目にこだわりたいならフタつき
ドライブ中、常にゴミが見えているのがイヤ、という方にはフタつきのゴミ箱がおすすめです。フタがないと視界に入って不衛生に見えますし、臭いの問題もあります。
ゴミ箱に見えたくないという方は、絶対にフタつきタイプです。
コンパクトカーにはミニサイズ
コンパクトカーに大きなサイズのゴミ箱を置くと、それだけで目立ちストレスになります。
そんなときはドリンクホルダーやドアポケットに入るコンパクトでスリムなタイプがおすすめです。
床に置きたくないなら吊るしたり引っ掛けるタイプ
大型車でも床にゴミ箱を設置すると邪魔になったり、車内が狭く感じたりすることもあります。
狭さを克服したいときはヘッドレストやサイドポケットに吊り下げたり引っ掛けたりできるタイプがおすすめです。
スリムタイプもありますので、車内のスペースに合わせて選ぶと良いですね。
車内清掃・クリーニングも大事!
車内を清潔に保つためには、方法に段階があります。
段階1:ゴミ箱を設置する
車内にゴミが散乱することも異臭の防止にもつながります。
また、座席に食べかすが散らばることも防げるのでダニなどの発生の予防にもつながります。
段階2:車内清掃をする
コロナ禍の影響で車内の清掃について、意識の向上が見られるようになりました。
自分で行う場合は、まずフロアマッドなど外せるものを外して、家庭用の中性洗剤などで洗い、日光に干してから車内の清掃に取り掛かります。
車内清掃は上から下へが基本。
まず、天井部分から下に向かってホコリを払ったあと、同じく上から下に向かって水拭きをしていきます。
拭き掃除はハンドル、ドアノブ、計器類など、手で触れる場所を念入りに行うようにしましょう。
新型コロナウイルスが心配なら、プロの除菌サービスを利用するのも1つの方法。
より安心を得ることができます。
段階3:カーエアコンなど見えない部分の洗浄を行う
実は車内の清掃で最新の注意を払いたいのが、通常なら見えない部分、カーエアコンの内部です。
取り入れた外気に含まれているゴミやホコリなどの異物をブロックするエアコンフィルター、熱交換器の役目を担うために稼働中は高温多湿状態にあり、カビの温床になりやすいエバポレーターは、汚れることで車内環境を悪化させる原因となります。
ただ、エアコンフィルターは取り外しが可能なので自分でも交換や洗浄ができますが、問題なのは運転席の足元にあり、完全に目隠し状態にあるエバポレーターです。
カーエアコンのスイッチを入れ、異臭がするのはエバポレーターが汚れているからです。
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同社が独自に開発、特許を取得した高圧洗浄器を使って行う画期的な方法で、薬剤でカビなどの汚れを洗浄することも、汚れた薬剤を洗い流すのも高圧洗浄器を使って行いますので、カビや雑菌、ウイルスなどを一網打尽にすることができます。
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車内清掃の仕上げに、ぜひ検討してみてください。
ゴミ箱は快適な車内環境への第一歩
車内の空間は限られていますので、余計モノを持ち込みたくないという方もいらっしゃるでしょう。
でも、ゴミ箱を設置することが車内美化へのスタートラインになります。
きれいな車内あってこその快適なカーライフです。