カーエアコンのフィルターを掃除する方法を徹底解説

カーエアコンフィルターの掃除は定期的にされていますか？

フィルターをきれいに状態に保っておかないと付着したカビがエアコンの風の中に混じったり、臭いが気になってきたり、風量が弱まってきたり…とカーエアコンに不調が見られるようになります。

そこで今回の記事では、カーエアコンのフィルターをご自身で掃除するための方法についてご紹介していきます。

カーエアコンのフィルターを掃除すべきタイミング

カーエアコンのフィルターを掃除するべきタイミングは、不調や臭いが気になりだしたときです。

フィルター掃除が推奨されるタイミングはメーカーにより異なります。

1年に1回を推奨するメーカーや2年に1回が適切であるというメーカーもありますが、私たちは半年に1回を推奨。

ただしエアコンの使い方や車内空間の汚れ具合でも掃除するべきタイミングは変わるので、ご自身でカーエアコンを使っていて「臭いが気になりだした」「風量が弱まってきた」など、不調を感じられたときは期間に関係なく掃除するべきでしょう。

それではカーエアコンフィルターの掃除方法について、順を追ってみていきましょう。

カーエアコンのフィルターは水洗いができるタイプでできないタイプの2種類にわかれるので、それぞれの掃除方法についてご紹介します。

水洗いできるタイプのカーエアコンフィルターであれば、洗剤を溶かした水でつけ置き洗いすると埃も汚れも落とせます。

濡れたままにするとカビが繁殖する原因になるので、完全に乾燥させてから使用しますが、乾燥させるときはカーエアコンフィルターが変形しないようタオルの上に置いて乾かしましょう。

水洗いできないタイプであれば、カーエアコンフィルターについた埃をはたき落とすだけで掃除完了です。

掃除機やはたきなどを使って埃を落としますが、強い衝撃を与えるとエアコンフィルターが変形してしまうことがあるので注意してください。

仕上げに消臭剤などをスプレーしても良いでしょう。

カーエアコンフィルターをご自身で掃除されるなら、注意するべきポイントが3つあります。

次のようなポイントを守って掃除をしてください。

まずはカーエアコンフィルターの正しい取り外し方を知っておくことが大前提です。

間違った取り外し方をすると、カーエアコンが故障してしまうことも考えられます。

取り外し方は取扱説明書に記載されているはずなので、カーエアコンの種類に応じた正しい取り外し方をしましょう。

カーエアコンフィルターを取り外すときは、そっと外すことを意識してください。

長年掃除されていなかったエアコンフィルターには埃がたくさんついているはずなので、意識せずに取り外すと舞い上がった埃が車内に落ちたり、埃を吸い込んでしまったりする恐れがあります。

エアコンフィルター以外の部品にも埃が溜まっている可能性があるので、取り外しはそっと静かに行うのがおすすめです。

カーエアコンフィルターを掃除した後は、必ず乾燥させてから装着し、使用しましょう。

掃除方法でも解説しましたが、濡れたままのカーエアコンフィルターを装着するとカビが発生しやすくなり、せっかく掃除をしたにも関わらず、エアコンの風に混じってカビが車内に蔓延することにもなりかねません。

またカーエアコンフィルターから雫が垂れると、その他の部品に水分が付着して発火する可能性もあります。

カーエアコンの故障につながることはもちろん、運転中に危険が発生することにもつながるので、カーエアコンフィルターはしっかりと完全に乾燥させてから装着し、使用するようにしてください。

カーエアコンを使っているとフィルターに埃やカビが付着するので、定期的に掃除をすることが必要です。

掃除のタイミングは臭いや風量の弱まりなど不調を感じだしたとき。

カーエアコンフィルターは正しい取り外し方をマスターすれば、ご自身で簡単に掃除できるので定期的に汚れや埃を取り除きましょう。

ただしカーエアコンをきれいにするには、フィルターだけでなく内部の掃除も必要となります。

カーエアコン内部にある「エバポレーター」という熱交換器にもカビや汚れが付着するものの、この部品は個人で掃除することはできません。

「空気の洗車屋さん」は高圧洗浄でエバポレーターの汚れをスッキリときれいに致します。

フィルターを掃除してもカーエアコンからの臭いが気になる場合などは、エバポレーターの洗浄がおすすめです。