カーエアコンのカビが原因で病気になることはある?

カーエアコンを作動させたとき「臭いが気になる」「のどが痛くなる」など、異常を感じたことはありませんか?

このような症状は、体の健康を害するおそれがあります。

カーエアコンによる影響から健康を守るために、自分で行なえる効果的なクリーニング法をご紹介します。

カーエアコンのカビが原因で病気になる?

カーエアコンのカビが原因で病気になる?

カーエアコンの内部は、冷房機能を使用すると水滴が発生しやすくなっています。

水滴は汚れやホコリを吸着するため、カーエアコン内は雑菌やカビが繁殖しやすい環境になっているのです。

雑菌やカビを含んだ風がエアコンの通気口から吹き出されて、車の中に充満すると臭いだけでなく健康に与える影響も心配されます。

発症が考えられる気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など、カビによるアレルギー症状は、免疫力の高低は関係がありません。

したがって、「子どもや高齢者だから発症しやすい」というものではないのです。

乗車時間が長くない人は、頭痛、のどの痛み、吐き気などの症状が現われても、車内環境との関連性を疑う人は少ないでしょう。

エンジンを停止させた状態で車内に数十分いて、前述の症状が出るようなら、化学物質やカビへの対処を考えたほうがよいでしょう。

カビを取り除く方法

カビを取り除く方法

カーエアコン内のカビを取り除くには、エアコンの部品であるエバポレーターを取り出し洗浄を行なうのが効果的です。

エバポレーターはエアコンファンの近くに位置しています。

洗浄剤はカー用品店やカーディーラーで扱っているため、自分で洗浄を行なうことができれば、費用をおさえることができます。

しかし、常にメンテナンスを自分で行なっている人でないと、自分で洗浄を行なうことは難しい場合もあります。

また、自分で行なった場合、洗浄剤がエアコン内部に残ってしまい、カビの繁殖を助長する可能性も否めません。

日ごろのメンテナンスにおいて「カビを予防する」方法もあります。

まず、エアコンをオフの状態にします。

次に、暖房にした状態で最大風にして臭いが気にならなくなるまで運転。

この方法は、エンジンの熱でカビをなくし、水分を蒸発させることが目的です。

冷房を使用するときは、エアコンを切ってから温度の高い強風を数分運転させておくのがおすすめです。

可能な場合は、助手席側の窓を少し開けて数時間おいておくだけでも室内に湿気が充満するのを防ぐことができます。

クリーニング業者に頼むのが確実

クリーニング業者に頼むのが確実

先述したとおり、市販の洗浄液を使って自分でエバポレーターを洗浄する方法は完全ではなく、洗浄剤がエアコン内部に残ってしまい、カビの繁殖を助長する原因にもなりかねません。

やはり、業者に頼むことが確実ですが、洗浄液を吹きかけるだけの簡易的な方法をとっている場合もあるため注意が必要です。

薬液を含んだ洗浄液で汚れを落とすだけでは、エアコン内部に洗浄液が残り、それを栄養としカビが繁殖する可能性があります。

その点、専門家である「空気の洗車屋さん」では、部品をほとんど外さず、目視確認しながら直接汚れを落とします。

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強い洗浄力の洗浄液を使用するため効果を期待することができて、高圧洗浄水ですすぎ落とすため薬液が残る心配がありません。

汚れを落とした後に、エバポレーターをしっかり洗い流すことでカビを防ぐため、効果が長持ちします。

まとめ

まとめ

カーエアコン内は、乗車時間や使用頻度に比例してカビの温床になりやすくなります。

花粉やホコリ、たばこのヤニなどすべての汚れを一カ所で処理しているため、カビの発生はやむを得ないといえるでしょう。

しかし、気になる臭いやアレルギー症状のリスクは、日々のメンテナンスと定期的なクリーニングで軽減することができます。

快適なカーライフと家族の健康のため、カーエアコンの内部は清潔に保つ工夫を行なうようにしましょう。

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