ガソリンスタンドで「車のエアコンガスを補充したほうが良い」と言われたことはありませんか?
もしくはこれから、ガソリンスタンドで車のエアコンガスを補充しようとしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし車のエアコンガス補充を、ガソリンスタンドに依頼するのは危険です。
危険だと言われる理由と、より安心できる補充方法を見ていきましょう。
目次
車のエアコンガスが不足するとどうなるの?
車のエアコンガスが不足すると、カーエアコンから冷たい風が出なくなってしまいます。
エアコンガスはカーエアコン内部で冷風を作る「冷媒」としての役割を果たすため、エアコンガスが不足すると冷風を作れなくなるためです。
ただしエアコンガスは、ガソリンスタンドなどで頻繁の補充しなければならないものではなく、基本的に7~8年は補充なしでも問題ないとされています。
そのためエアコンガスが頻繁に不足するなら、ガス漏れを疑ったほうが良いかもしれません。
もし車内がガス臭いなど疑わしい症状があるなら、『車のエアコンがガス臭い?原因と対策について』で車のガス漏れについて詳しく解説しているので、こちらの記事を参考にして対策を行ってください。
ガスが不足した時にガソリンスタンドで補充するのはどうなのか?
もし車のエアコンガスが不足した場合、ガソリンスタンドで補充を依頼するのはあまりおすすめできません。
ガソリンスタンドではガスの補充や商品の販売に成功すると、そのうちの何割かが支給される歩合制となっているところが多いものです。
もちろん正しい知識を持ってエアコンガスの補充をしてくれるスタッフもいるでしょうが、中には知識も経験もないスタッフが対応する可能性も。
エアコンガスは規定量以上でも注入できますが、量が多くなりすぎるとコンプレッサー故障の原因にとなり、カーエアコン自体が壊れてしまうこともあり得ます。
ガソリンスタンドで車のエアコンガスを補充する場合は、対応状況によって大きく損をする可能性もあるため注意しましょう。
ガソリンスタンド以外でガスを補充する方法
それではガソリンスタンド以外で車のエアコンガスを補充するには、どこに依頼するべきでしょうか?
4つの方法について解説します。
カー用品店
まずはオートバックスやイエローハットなどのカー用品店です。
店舗やスタッフにより技術力・知識量に差が出やすいのがデメリットですが、自宅近くのよく行くカー用品店であれば依頼しやすいでしょう。
ディーラー
ディーラーでも車のエアコンガスを補充してもらえます。
ディーラーでの点検が控えているなら、点検のついでにエアコンガスの補充もしてもらえれば手間がかかりません。
ただしディーラーは全般的に、エアコンガス補充費用も高めとなります。
中古車専門店
中古車専門店で車のエアコンガスを補充してもらうのもひとつの方法です。
中古車専門店ではディーラーよりも安い価格で補充を受け付けてもらえることが多く、中古車として購入した方にとっては心強い存在でしょう。
ただし中古車専門店によって保証やサービスには差があるので、対応してもらえるかどうか事前に確認することが必要です。
自分で補充する
最後はガソリンスタンドをはじめどこにも依頼せず、自分で車のエアコンガスを補充する方法です。
車のエアコンガスはチャージングホースと補充用のガス缶があれば、ご自宅で補充することもできます。
ただしエアコンガスは補充しようと思えば規定量以上の補充もできるので、圧力計がついているチャージングホースを購入して、コンプレッサーを故障させないよう測定しながら補充してください。
ガソリンスタンドはNG!車のエアコンガス補充は信頼できるところで
車のエアコンガスはさまざまなところで補充してもらえますが、ガソリンスタンドは危険なのでやめたほうが良いでしょう。
エアコンガスを入れすぎるとコンプレッサーの故障につながり、高額な修理費用が必要となることもあります。
カー用品店やディーラー、中古車専門店など信頼できるところに依頼するか、もし知識をお持ちで信頼できる方が近くにいらっしゃれば、自分たちで行うほうが安全です。
ただしカーエアコンの効きが悪いのは、エアコンガスの不足ばかりが原因ではありません。
カーエアコンのフィルターやエバポレーターの汚れ・カビの付着が原因であることも…。
空気の洗車屋さんの「Dr.BAZOOKA!洗浄」では、カーエアコンを分解せず、わずか1時間程度の作業でエバポレーターを新品同様の美しさへと蘇らせます。
エアコンの効きが悪い、冷風が出にくいと感じられているなら、「Dr.BAZOOKA!洗浄」でのメンテナンスを検討されてみてください。
新車のような涼しさとなり、夏場のドライブがより快適になるかもしれません。