中古車の購入を考えたとき、どんな点を気にしますか?
年式ですか?事故車かどうかですか?走行距離ですか?
どれも大切ですが、中古車なら絶対にカーエアコンのチェックも忘れないでください。
目次
中古車のカーエアコンは要チェック!
中古車は、前のオーナーの乗り方やメンテナンスの仕方で、車自体のコンディションが大きく変わってきます。
カーエアコンのチェックが必要な理由
走行自体にかかわるエンジン部分、目につきやすい計器類やワイパーなど、車自体の基幹部分や視認できる部分はチェックの目が届きますが、見落とされやすいのがカーエアコンです。
作動すればOKというわけではありません。
もし購入したあとに不具合が見つかったら、修理に高いお金を払うことにもなりかねないのです。
カーエアコンのチェックは試乗しての確認が基本
カーエアコンの修理は、車の修理の中でも費用が高いことで知られているので、試乗してのチェック、動作確認は必須です。
確認したい項目は
- 冷暖房の効き目
冷たい風はきちんと送られてくるか。暖かい風は大丈夫かなど、温度と風量の確認をしてください。 - 臭い
例えば前のオーナーがタバコを吸っていた。ペットを飼っていた。よく車内で飲食していた。ということが一発でわかるのが、カーエアコンをつけたときに出てくる臭いです。加えて生臭いにおいがしていたら、カビが大量に発生している可能性もあります。 - 洗浄されているかどうか
カーエアコンの臭いは洗浄で落とすことが可能です。いつ、どんな方法で洗浄したのかをチェックしてください。洗浄していても市販の洗浄スプレーでやっていたという程度であればマイナスの対象です。 - 異音がしないかどうか
カーエアコンは、音で不具合の箇所を判断することができます。例えば「ウィーン」という音がしたらコンプレッサーの不具合が考えられますし、「ブーン」という音はブロアファンモーターに異物が付着して可能性があります。それ以外にも「ウォーン」という音はエアコンガスの不足しているときに出る音ですし、「カチカチ」という音はマグネットクラッチの不調を伝えています。
カーエアコンは現代のカーライフには必須のアイテム。
修理費用は数万円から10万円単位でかかります。
事前のチェックは念入りに行ってください。
カーエアコンを長持ちさせる秘訣
カーエアコンは何年ぐらい持つと保証されているかご存知ですか。
法廷耐久年数は7年。多くのメーカーが保証しているのは5年です。
とはいえ使う頻度、使い方、メンテナンスで寿命は変わってきます。
定期的にメンテナンス
カーエアコンから異臭が漂ってくる原因は、内部の汚れが原因です。
特に汚れがひどく異臭の発生源になりやすいのが、エアコンフィルターとエバポレーターです。
エアコンフィルターはグローブボックスの下にあり、外気からのホコリやゴミなどを取り除く装置です。
比較的に手軽に交換が可能です。
交換の目安は、きれいな車内を維持したいのであれば半年に1度をお薦めします。
それだけ汚れやすい箇所です。
エバポレーターは、運転席の足元にあり、直接見ることができません。
構造も複雑ですし、素人が市販の洗浄スプレーを使って洗浄しても、納得のいく結果を得ることは難しく根本的な解決は望めないでしょう。
カーエアコンを長持ちさせたいなら、プロの手による徹底洗浄がおすすめです。
こまめに稼働させて、状態をチェック
カーエアコンは、冷房はコンプレッサーで冷媒と呼ばれるエアコンガスを圧縮することで冷たい風を作っていきます。
エアコンガスにはコンプレッサーを円滑に作動させる潤滑油になるオイルが入っているため、冬でもこまめに稼働をさせるのが長持ちの秘訣です。
中古車のエアコン洗浄で車内空間も一新
中古車を高く売るためには見た目が大事ということで、外観の整備はしっかりするオーナーはたくさんいます。
また、座席シートなどの車内の目に入る部分にも気を配ります。
確かに見た目も大切ですが、目に見えない部分がカギということもあります。
実際にボディに傷ひとつなく、走行距離的にも問題なかったので購入して乗ってみたら、カーエアコンからの異臭がひどくて洗浄サービスを受けたという話をよく聞きます。
カーエアコンの徹底洗浄はこれからの中古車の新常識
カーエアコンは汚れや異臭に直結する箇所です。
その異臭が、エバポレーターが発生源だった場合、カビが原因という可能性が高く、アレルギーなどの健康被害に直結する危険性があります。
でも、エバポレーターの場合、どんな方法でも洗浄すればよいというものではありません。
市販の洗浄スプレーを使って素人が洗浄しても、噴射した薬剤を洗い流すことが不可能なので、新たなカビ被害を起こすことになりかねません。
車内空間を一新するくらいの高い効果を期待したいなら、クリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)がお薦めです。
同社が独自に開発、特許を取得した器具を使って行う洗浄方法で、世界でも同社だけで行える方法です。
特許を取得した高圧洗浄機を使い、まず薬剤を噴射。臭いの原因となるカビや汚れを落とします。
さらに高圧洗浄機を使って水洗いします。勢いよく噴射するお水が汚れだけでなく、新たなカビ発生の原因となる薬剤をも落としきります。
これだけの効果があって、作業時間は国産の普通車ならわずか1時間ほど。費用も2万5千円~とお手頃価格です。
カーエアコンの悪臭に悩む前に、検討することをお薦めします。
快適なカーライフは、カーエアコンの徹底洗浄から
人の家を訪問したとき、その家の臭いが気になったことはありませんか。
家人にとっては慣れ親しんだ臭いでも、他人には異臭としか感じられないことがあります。
中古車のカーエアコンの臭いもそれと同じかもしれません。購入前のチェックは念入りに行いましょう。