台風情報を聞いていると、近年変化してきていると思いませんか。
かつてはなかった「非常に強い台風」という言葉をよく耳にするようになっています。
地球温暖化の影響で台風が大型化しているといわれており、それに伴い住宅や車、自然などへの被害も拡大しているのです。
目次
台風で車に生じる被害
台風に巻き込まれた際に車が受ける被害は、大雨によるものと暴風によるものに大別されます。
大雨による被害
- エンジンが故障してしまった
台風の大雨で河川が氾濫。その影響で冠水した道路に取り残された車が水没し、吸気ダクトやマフラーからエンジン部分に水が入ってしまいエンジンが故障した。 - 電気系統がショートしてしまった
冠水した道路で水没した車に起こるトラブル。電気系統の機能がストップしたためエンジンがかからず、カーエアコン作動しなくなるなど車全体の機能が停止してしまった。 - 車内環境が悪化してしまった
大雨によって車内まで雨水が入り込むことで起こるトラブル。フロアマット、座席シートなどに泥水が染み込んでしまった。
暴風による被害
- 看板が飛んできた
暴風の影響で店舗の看板や屋根のトタン板などが飛ばされ、それらが車に直撃し損傷を受けた。こういった暴風による飛来物の被害は台風ではよくあることです。 - 車が暴風で横転
帰宅するために橋の上を走行しているときに暴風が直撃。車が横転してサイドガラスが破損した。 - 車から降りようとドアを開けたら風に体を持っていかれた
暴風の力が加わりドアが勢いよく開き、ドアレバーを離すことができず外に放りだされてしまった。
台風から車を守るための対策方法
車への台風被害は、事前の情報収集と対策で防ぐことができます。
事前の情報収集
テレビの天気予報やニュース番組、インターネットのウエザーニュースなど、台風の規模や進路、接近するタイミングなどを予測することができます。
この情報をもとに、ハザードマップで大雨による浸水や土砂災害などが起こりやすい危険地域を把握することでトラブルを回避しましょう。
安全な駐車場に移動
自宅が浸水しやすい場所にある、近所に飛来物になりやすい看板や街路樹がある場合、それを避けるために安全性の高い駐車場に移動させておくことも必要です。
車自体を保護する
台風に備えてボディカバーで車を保護する方も多いと思いますが、単純にカバーをするだけでは暴風雨が吹き荒れる台風のときには不十分です。
- ボディカバーは紐などで飛ばされたり傷がつくことを防止
- テープやビニールなどを使い雨漏れを防止
- 輪止めをして車が強風でズレることを防止
- ジャッキアップして浸水防止
- 飛来物になる危険のある鉢などを片付けておく
大雨で車内環境を悪化させないために
台風シーズンになるとニュース映像などで一度が目にするのが、冠水した道路に取り残された車です。
台風の泥水に浸かった車で懸念されるのが、エンジンの故障と電気系統のショートですが、もう1つ心配なことが車内環境です。
台風の大雨で車内環境が悪化する理由
雨にはそれ自体に雑菌などが含まれていますが、河川の氾濫や洪水によって道路に氾濫した水には、雨水だけでなく下水の汚水も大量に混じっています。
雑菌やばい菌を含んだ汚水がフロアマットや座席シートに染み込んだり、カーエアコンなどに侵入した場合、のちにカビが発生する原因になり、異臭や健康被害を誘発することになるので注意が必要です。
車内環境を改善する方法
台風の大雨と下水の汚水が混じった水に浸かった車の車内環境を健全化するには、洗浄しか方法はありません。
それも細かいところまで手を入れた徹底洗浄です。
車内の洗浄は、汚れを落とすための中性洗剤に加えて、除菌や消毒するための専用の薬剤を使って仕上げていきましょう。
目にすることができる部分は自分でも掃除ができますが、問題はカーエアコンのエバポレーターなど直接視認できない部分です。
それでなくても熱交換器という性質をもつエバポレーターはカビの温床になりやすい場所。
台風の被害にあった場合は、より慎重に洗浄していくことが必要です。
国産の普通車なら1時間ほどの作業時間で台風の大雨の汚れも、汚水の汚れも、繁殖しているカビの汚れも、全てきれいにしてくれるのがクリーンデバイス・テクノロジー株式会社のDr.BAZOOKA洗浄 (ドクターバズーカ)です。
同社が独自に開発、特許を取得した高圧洗浄用の器具を使い、汚れを落とすための薬剤も、汚れが大量に含まれた薬剤を洗い流す水も噴射していきますので、1回で劇的にきれいになります。
高い効果が得られるのに費用は1台2万5千円～とお手頃価格というのもうれしいですね。
台風の動向に注目して最善の対策を！
今後台風はさらに大型化する可能性があり、上陸する回数も多くなるという専門家の意見もあります。
つまり車が被害にあう可能性も高まるということ。
被害を回避するための最善の方法を常日頃からチェック、準備しておくことが大切です。
