「カーエアコンの冷えがイマイチ…」と感じられているなら、車のエアコンガスが足りなくなっているのかもしれません。
猛暑の中でカーエアコンが効かないのは致命的です。
今回の記事では車のエアコンガスを補充する料金や、自分で補充する方法を解説しているので、カーエアコンが冷えないと悩んでいる方はぜひ参考にして補充を検討してみてください。
目次
車のエアコンガスを補充しないとどうなる?
車のエアコンガスを補充しないと、カーエアコンが効かなくなります。
エアコンガスとはカーエアコンの中で冷気を作り出す「冷媒」なので、不足していると「風は出てくるけれど涼しくない」という状態に。
外気導入のようにぬるい風しか出てこないという状態になってしまうのです。
車のエアコンガスを補充する際の料金相場
車のエアコンガスを補充する際の料金の相場は、2本で6,000円くらいが目安です。
補充しなければならないエアコンガスの本数は車の大きさにより変わり、軽自動車やコンパクトカーであれば2~3本程度となるでしょう。
セダンやミニバン、1BOXカーであれば4~6本くらい必要となることもあります。
車のエアコンガス補充を業者に依頼する場合は、工賃を含めて2本で6,000円くらいが平均的な料金だと覚えておいてください。
車のエアコンガスの補充時期
車のエアコンガスを補充するのは、前回の補充から「7~8年目」がタイミングの目安です。
エアコンガスは自然に減っていくことはなく、一般的な使用では補充が必要なほど減ることはあまりありません。
ただ、走行中の振動などにより、少しずつ漏れ出していくことはあるので、7~8年を目安に補充すると安心でしょう。
もし頻繁にエアコンガスが不足するようであれば、どこかでガス漏れが起きていると考えられるので、補充よりも先にガス漏れ修理を考えたほうが効率的です。
車のエアコンガスはどこで補充する?
車のエアコンガスを補充したい場合、次のようなところで補充を依頼できます。
- カー用品店
- ガソリンスタンド
- ディーラー
- 整備工場
- 電装サービス業者
一般的に車のメンテナンスを請け負っているところであれば、どこでも対応してもらえるはずです。
ただ、車のエアコンガスをなるべく低料金で補充したいという場合は、ご自身で補充する方法もあります。
車のエアコンガス本体は1本2,000円くらいで購入できるので、ご自身で補充すれば料金を大幅に抑えられるようになります。
それではどのように補充するのか、やり方について見ていきましょう。
自分でエアコンガスを補充する方法
車のエアコンガスをご自身で補充するには、次のような手順で行ってください。
必要なものは「エアコンガス本体」と「チャージングホース」です。
- 車種ごとに対応しているエアコンガスの種類を確認する
- 対応しているエアコンガスを準備する
- ガス缶にチャージングホースのガス管のバルブを取り付ける
- チャージングホースの反対側を車の低圧側ポートに接続する
- エアコンガス缶を一瞬だけ少しゆるめる
- エンジンをかけて車の窓とドアをすべて開ける
- カーエアコンを「ON」にして最大風量の内気循環に設定する
- ガス管に付属している針を刺し、ガス管に穴を開けてネジを緩める
- 圧力計でガス管が空になっているか確認する
- 圧力に問題がなければ注入完了
チャージングホースという道具が必要とはなりますが、もしご自身でやってみたい、費用を抑えたいと思われているならチャレンジしてみてください。
車のエアコンガスは自分でも補充できる!料金を抑えたい人はやってみて
エアコンガスがなくなると、カーエアコンからぬるい風しか出てこなくなり冷房が効かなくなります。
車のエアコンガス補充はガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどさまざまなところで依頼できますが、自分でもできるので料金を安く抑えたい方はご自身で挑戦してみてください。
ただ、ガスが異常に早くなくなる場合は、ガス漏れが原因であることがほとんどです。
ガスが漏れていると補充してもすぐになくなってしまうので、ガス漏れ止め剤での補修をおすすめします。
おすすめのガス漏れ止め剤は『おすすめのカーエアコンガス漏れ止め剤と使い方』にてご紹介していますので、ガス漏れが疑われる場合はぜひ参考にしてください。
そして、もし車のエアコンガスを補充しても冷たさがイマイチであれば、エバポレーター洗浄をすると冷風がよみがえるはずです。